野性と伝統に潜む危険ー自然と人間との共存のために
我々人類には忘れかけた知恵と知識がないでしょうか。 人類が営々と築いてきた農耕文明。 その持続的発展のために単に、農薬をやらないとか、自然農法とか、無肥料、無耕起、無農薬とか自然に放置しておけばいいとかで解決するほど、人間と野性の持続的共存は容易ではないのです。 おそらく、現在の地球においてこれほど人間の広範な知恵と行動が必要である問題はそう多くはないでしょう。 古代文明の滅亡と農地の拡大と気候変動 EUに蔓延する狂牛病と口蹄疫に代表される農業危機とイデオロギー
農作物は奇跡の植物 2005年 6月9日
植物や食品が持つ毒素 2005年 6月9日
有機農法は人々を飢えさせさらに自然破壊?
欧州での農薬等全面禁止による有機農法生産強化は食糧生産とEU経済を破壊する
-2002-1-12
その人間の生存にもっとも必要な農業と食糧にスポットをあて農園芸作物と雑草や野性種など自然対人間の生存のための行為の知られざる戦いの真の姿を明らかにするとともに育種や農法の解説と食糧や環境の安全における問題点を提起し、過去、現在、未来のリスクを具体的に明らかにして、我々はそれにどのように対処してきたかそして、地球温暖化が進行するなかでこれらのリスクにどのように対処すべきかを議論します。 またこのページでは、無知が共存の敵であるとともにそのような無知による野性と人間の漠然とした混在は双方にとって危険であり、野性と人間の生存のための行為の、適切な知識に基づいた仕分けとすみわけこそがもっとも大切であり安全で持続的であることを明らかにしていきます。
また、近年、農薬始め化学物質の安全性が飛躍的に高まった一方で、著しい知識と情報の偏りと全体的な知識の欠如による極端な化学物質の拒否が進行しているため、かつて化学物質をもって撲滅しようとしたリスク(危険性)がその逆に.その化学物質のリスクをこえて増大しつつあるという危機が表面化しています。 有機農薬安全信仰の危険性 −その2
このHPでは人間も地球の自然の一員であることから、自然と人間という関係ではなく野性と人間という関係において議論していきます。検索(キーワードサーチ)
問題提起 有機農薬と毒物ー皆さんは有機農薬ということばをご存知だろうか 有機農産品を含めた食品総合安全性に関する規制と調査・研究システムの確立の必要性 ヨーロッパはホルモン剤の問題どころか狂牛病の蔓延を食い止めることができず、畜産は大ピンチに。その原因の一つに域内リサイクルと自然を重視した飼料の製造と飼育管理がーヨーロッパでの狂牛病の猛威と食品リスクの選択 アフラトキン始め各種発ガン毒素汚染の現状 アフラトキシンの胎児への影響と小児ガンのリスク ”伝統育種品”こそフランケンフード 古代文明の滅亡と農地の拡大と気候変動 PCBに抗ガン作用ー世の中に完全な悪玉はいない?
米国で有機農法規制法案が最終仕上げー農務長官、ダン・グリックマンは有機農産品は安全でも栄養豊かでもないと言明ー適切にコントロールされた通常の農産品にくらべ有機農産品がとりたてて安全であるというわけではなく、食品の安全性は総合的であるべきで、すべて安全性の確認が必要と強調(有機農業や有機表示の先進国である米国で有機農法規制法案が最終仕上げー食品の安全性は総合的であるべき) FAO長官の有機絵空言論 首なしニワトリ症候群
ほかにもっと表示してほしいこと 肉類およびその製品に”動物性飼料原料使用”を表示すべし 普通の牛肉は発ガン物質ー定量性と比較の思考を失った現代人の考える公衆の安全-1月19日
EUで狂牛病が増加(13万6千頭に)し豚コレラも発生、口蹄疫も(ギリシャ、アルゼンチン)ー飼料はじめ人畜の衛生は化学物質なしで守れるか? 狂牛病の血液感染の恐れから赤十字が献血制限!
生物の持つ毒ー 生存競争の道具 | 育種の仕組み | 環境と農業 | 自然と疫病 |
植物が持つ毒素とそれによる中毒 一つ目小僧を生むスカンクキャベツ 食用作物と園芸作物、雑草、野生種などとの違い 野性や園芸植物由来の毒蜜と蜂蜜の安全性 毒性を持つ植物(雑草)の農産物への混入 |
交配育種の仕組み 育種の問題点 育種とは 育種の歴史 近代育種
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緑の侵入者
有機無農薬農法の可能性と限界 生物の進化と農業 農業の歴史 近世の農業と近代農業 病虫害防除 環境と農業 |
アフラトキン汚染の現状 自然、野性の危険性 野性からの感染症の防疫 化学物質の役割ー水道の塩素 地球温暖化のもたらすもの
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2000−0701
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