非膜系細胞小器官(Non-membranous organelles)
リボソーム (ribosome, ribosomal (adj.))
- ほぼ等量のRNAとタンパク質から成り、細胞におけるタンパク質合成の場をなす。多数の細胞下核タンパク質粒子の一つ。各リボソームはほぼ球形で、約200nmの直径を持ち、二つの大きさの異なるサブユニットから成る。これらは大サブユニット、小サブユニットと呼ばれ、細菌では30Sと50S、動植物細胞では40Sと60Sである。リボソームは細胞質に遊離状態で存在するか、あるいは小胞体や細胞骨格などに接着している。4つのクラスのリボソームが同定されており(細菌、植物、動物、ミトコンドリア)、それらは、モノマー、サブユニット、リボソームRNAの沈降係数によって特徴づけられる。リボソームはtRNAとの結合部位を2つ持ち(A部位、P部位)、mRNAにも結合することができる。
タ ンパク質合成の動画説明 関連語句: 租面小胞体、ポリソーム
細胞内器官、オルガネラ一覧