帰化植物という名の緑の侵入者

  現在日本に入ってきたことが記された植物は800種を越える。 このうち約半分が帰化しているといわれる。 この侵入植物種は第二次大戦後急増し400種にものぼる。 有史以前からの帰化植物のうちで人間の手で維持されている代表的なものはダイズとイネである。 野性ではスイセンがあげられる。 

   現代における帰化植物はたとえばアサガオやセイタカアワダチソウやセイヨウタンポポがあげられる。  

  さらに、毎年多数の観賞用やペット関連の植物が持ち込まれ野性化の予備軍となっている。 農作物の多くはいまや移入植物が中心と言ってもよく、エンドウ、ハクサイ、キャベツ、ナタネ、トマト、カラシダイコン、トウモロコシ、。。。と枚挙にいとまがない。  

  帰化植物は食糧の国際流通、交易、海外旅行、ペットの輸入などに伴い、ときに渡り鳥など野性動物にも起因する。 勿論、クズのように日本の植物が外国で繁茂している例もある。 

  このような環境のなかでの固有の生物多様性とはいったいなんであろうか。 生物多様性条約のような理論ではなく現実における意義が厳しく問われている。

 

有毒帰化植物

アサガオ、 下痢、腹痛

チョウセンアサガオ;アルカロイド: 脳神経麻痺

ノハラガラシナタネに混じる): エルシン酸、アリルからし油誘導体 筋肉障害、甲状腺障害

 

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