ムラサキ(Lithospermum officinale)

  ムラサキの根は太く赤紫色をしており、ここに紫の色素を含む。これを紫根といい、古代紫の染料としていた。

  色素成分はナフトキノンに属するShikonin(右旋)で、これはヨーロッパのAlkanna tictoriaの根のAlkannin(左旋)と化学的には同一の化合物である。

  紫根から抽出した液に椿などの灰汁で処理した糸や生地を浸染し、紫色に染め上げたものが紫根染である。

Shikonin.GIF (2385 バイト)