ゲノムライブラリーの作製(真核生物)

まず、一般的に高分子量ゲノムDNAを抽出します。 細菌類などの原核生物ではゲノムDNAは細胞質中にありますがアメーバや菌類(キノコ、カビ、酵母など)あるいは藻類以上の核をもつ真核生物ではゲノムは細胞核とミトコンドリア、葉緑体(植物)などの細胞内器官に存在します。 そこで真核生物では研究対象の遺伝子がどの細胞内器官のゲノムにコードされているかを調べることが必要になります。 

  1.   細胞核のゲノムが必要な場合は細胞核ゲノムに富んだ組織から直接DNAを抽出します。細胞核ゲノムに富んだ組織として有用なものは動物の精巣などがあげられます。 
  2.   あるいは細胞下分画法で細胞核を単離精製します。  
  3.   葉緑体やミトコンドリアなども分離する方法がありますのでこれらからのゲノムDNAを調製することもできます。 

基本的な流れは以下のとおりです。

 

細胞核あるいはゲノムを含む細胞内器官の分離・精製

 

高分子量ゲノムDNAの抽出

 

高分子量ゲノムDNAの断片化

 

ベクターへの組み込み

 

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