発芽5日目のアラスカエンドウ黄化芽生え先端より調植物の細胞骨格画分タンパク質の分離・精製と49kDaタンパク質の構造解析
柴田幸一,岡本知明,阿部俊之助,Eric Davies1 (愛媛大・農・生物資源,1North Carolina州大・植物)

植物の細胞骨格画分には、actinやtubulin以外に、低分子から高分子にわたって様々な特有のタンパク質が含まれており、遺伝子の発現の制御やその他の生理活性に重要な役割を果たしていると考えられる。しかし、これらの構造や機能についてはほとんど知られておらず、これらを解明することは非常に重要である。
本研究では、アラスカエンドウ5日目黄化芽生え先端部より抽出した細胞骨格画分から、PTE を含む高塩濃度の緩衝液で細胞骨格を解離、超遠心でribosomeを除いたあと、heparin affinity columnにかけ、0.15〜1M の塩濃度勾配で溶出した結果、高塩濃度でも細胞骨格から脱離しにくい、いくつかのタンパク質を分離できた。このうち、約49kDaのB3は、pI5〜7に8個以上のisoproteinがあり、その発現は成長や植物ホルモンにより変化することがわかった。B3をV8proteaseで消化して得たfragmentの部分アミノ酸配列からprimerを合成してPCR を行ない、遺伝子並びにpeptide の構造を明らかにした。このタンパク質はRNAの輸送に関連していると思われる。

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