BT-組換えトウモロコシのBT-

toxin (厚生省資料抜粋) 安全性増大の効果

発現部位、発現時期、発現量

 イールドガード・トウモロコシ

MON 810系統の植物体の幼葉、穀粒、全植物体及び花粉中に産生しているCryIA(b)蛋白質の量をELISA法によって定量した(Harlow and Lane, 1988)。分析は、1994年に米国の6ヵ所の圃場で栽培したサンプルを用いて、GLP(Good Laboratory Practices)に準拠して行った(Sanders et al., 1995)

 

CryIA(b)蛋白質の産生量は、葉で生組織重量1gあたり9.35μg、穀粒では0.31μg、全植物体で4.15μgあった( 1)。葉、穀粒及び全植物体におけるCryIA(b)蛋白質量の全蛋白質量(乾重量として)に対する割合は、それぞれ0.0200.0004及び0.026%であった。花粉におけるCryIA(b)蛋白質の量は、生組織重量1gあたり0.09μgであり、検出限界(生組織重量1gあたり0.08μg)をわずかに上回る程度にすぎなかった。CryIA(b)蛋白質の産生量は、葉、穀粒及び全植物体の全蛋白質量と比較すると低い値であるが、トウモロコシの栽培期間を通じてアワノメイガを駆除するのには十分な値であった。

 

1 イールドガード・トウモロコシMON810系統の各組織でのCryIA(b)蛋白質の産生量1
 

生産量

(μg/g fresh weight)

全蛋白質比

(%)

9.35

0.0200

穀粒

0.31

0.0004

全植物体

2,3

4.15

0.0260

花粉

2

0.09

1.

数値は、6ヵ所の圃場からそれぞれ6つの植物体を採取し分析した平均値。

2. 1

ヵ所から採取した試料を分析した平均値。

3. 1

ヵ所から採取した、同一株由来の2つの植物体を分析した平均値。

 

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