普通の生物が持つ毒素  改定2001年01月05日

 

毒素名 由来生物 作用   致死量(ネズミ類、LD50) 致死量(ヒト) 用途
和名   英名 化学式
フグ毒 tetrodotoxin   フグ 神経毒(ナトリウムチャンネルブロッカー) 中枢神経、随意筋麻痺(呼吸麻痺) 0.01mg/kg   神経痛治療
アマニチン amanitin   テングタケ F-アクチン脱重合阻害   0.4mg/kg   細胞研究
ファロイジン phalloidin   テングタケ F-アクチン脱重合阻害   2mg/kg   細胞研究
ソラニン solanin   ジャガイモ、トマトなどナス科 アセチルコリンエステラーゼ阻害 出血性細胞毒、中枢神経阻害 42mg/kg 3-6mg/kg 殺虫剤
ストリキニーネ strychinine C21H22N2O2 マチン種子   中枢神経麻痺   5mg/kg 動物駆除、生理学研究
ニコチン nicotin   タバコ   中枢神経麻痺     殺虫剤
アフラトキシン Aflatoxin   Aspergilus flavas   ppbレベルで肝障害、発ガン 1.6 mg/kg 安全規制値

10ppb (日本)20ppb(米国)30ppb(WHO)

 
メトキシソラーレン     セロリ   発ガン     殺菌剤
アトロピン     チョウセンアサガオ   脳神経障害     鎮静剤、有機リン中毒の解毒
ビロフェオフォーバイド     植物(葉緑素) 細胞障害 光過敏症      
                 
ヒ素酸 arsenate   貝類 リン酸との拮抗 代謝阻害 10-14mg/kg    
青酸 cyanide HCN モモ、ウメ, アーモンド 含鉄酵素の阻害 呼吸阻害 10 mg/kg    
食塩 sodium chloride NaCl 塩蔵品、しょうゆ、海水 代謝阻害 腎障害 3.65g/kg 0.4g/kg  

なお、これらの毒素は非ペプチド系であり、胃液や腸液では分解されがたく経口的に容易に吸収され毒作用を現すものです。 

注:食塩は参考として加えた

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