発展途上国へのバイオテクノロジー使用の呼びかけ

 

佐羽尾友理

 

遺伝子組み換え作物の安全性に不安が増してきているこの流れに反して、アメリカ科学学会は今日、発展途上国における飢餓と貧困の問題を解決するために、バイテク作物の開発と使用を増やすよう強力に要請を行う理由から、外国の学会6団体に加わるという異例の態度を示した。

 

遺伝子工学は、より栄養豊富な穀物と病気への抵抗性が強い植物を作り出すことができる重要な方法であると説明した上で、当学会は産業界および政府に対して支援をよびかけた。これには学者への研究費を増やすこと、そしてもっと自由に開発途上国の農家が特許済みの遺伝子技術を使用できるようにすることなどが含まれている。

 

アメリカ科学学会の理事長ブルース=アルバート博士は、「これは世界の科学に一つの声を伝えるという試みです。」と言う。アルバート博士は遺伝子組み替え食品に対する先進国での激しい反対運動が、それ以外の地域におけるバイオテクノロジーの使用を脅かしていると考えている。

 

「イギリスやアメリカでこれ以上の食べ物はいらないと言うのは簡単なことですが、この声は過去に何度も飢餓にみまわれている発展途上国からのものなのです。」とアルバート博士は言っている。

 

この報告書は、食物と環境双方の安全性に対する潜在的危険性があることを認めて、遺伝子組み替え植物による健康への危険性を監視する制度を各国につくることと、環境への危険性の研究を行うことを求めている。

 

アメリカ科学学会はロンドンの王室学会、ブラジル科学学会、中国科学学会、インド科学学会、メキシコ科学学会、そして第三世界科学学会とともにこの報告書を出した。

 

当技術に批判的な人々は、この報告書はこの技術が徐々に人気を失っているために一般市民から支持を得ようとしているものだとみている。

 

「これは、多くの科学者が、この技術が大きな理想を抱いているのに支持を失うのではないかと不安を抱いているのだろうと思います。」と、ジェーン=リスラー博士は言っている。当博士はワシントンの遺伝子操作反対監視団体の科学者連合の上級科学者である。「実際、これはアメリカ国内でこの産業が一般市民から再び支援を集めるために年間5千万ドルのキャンペーンを行ったときと、偶然にも時期が一致しています。」

***** よく言うね。 何だっていいじゃない。 途上国に少しは貢献しようといってるんだから。 それに反対派が誹謗中傷して、世界の国々が開発した技術を無駄にさせようとしているだけじゃない? 君たちの論理はいつもあるかどうか分らない懸念と不信といい加減な空想的実験データだよね(まちがってても絶対直さない)。 それに”大企業”だとか”資本”だとか聞き飽きたよ。 そんこというんだったら先進国に住めないね。 サラリーマンの大半は大資本かその関係者と違うの。 文句があるなら論より行動。 さっさと途上国にいって農業してきなさいよ。***** コメント by SA

バイオテクノロジーの賛成者も懸念を表明し、企業がもっと開発途上国での作物の開発について責任を持つべきだという考え方について疑問視している。

 

貿易団体であるバイオテクノロジー産業組織のヴァル=ギディング博士は「バイテク企業は、すべてを与える事業をしているのではありません。」と言う。

 

この報告書では、これまでは作物の遺伝子操作の努力は主にバイテク企業主導で、消費者や開発途上国の自給農家の為ではなく、最も重要な作物の種の買い手である先進国の農家の利益になるように払われてきていたと述べられている。

 

これは大変意欲的なバイオテクノロジーの推進に関する記事です。 反対派のもっともらしいコメントもついてる。 でも反対派っていつもシニカルで感情的で同じように文句をいうね。 技術ってのはいろんな側面や使い方をされるのに、バイオに関してはどんな使い方でもだめなんだから。 でも、それって使う人のクオリティや目的が怪しいときじゃないの。  それにいつも、懸念だとかいってるけど、今のままの育種の方がよっぽど将来への懸念があるよね。 伝統育種の100年ほどの歴史で遺伝資源を使い過ぎてしまったりして、もう新たな世紀へむけての展開がたいして望めないのを知らない人にはもっともらしく聞こえるのはしかたないかな。ーコメント by SA

もどる