遺伝子操作された芝生はより青々としている

佐羽尾友理

遺伝子操作による新しい芝の育種の話を見つけました。   

2000710

 

 オハイオ州メリーズビル:スコット研究所の第三温室には、郊外に住む住民達の夢を実現させる可能性のある芝の植木鉢がずらりと並んでいる。

 

 その芝は、スコット社が世界中のありとあらゆる芝生とゴルフ場のコースに敷き詰めることを望んでいるもので、潜在的な雑草の害虫に耐え、健康で青々とした状態を保てるよう遺伝的に組換えられている。

 

 スコット社は世界最大の芝生及び芝地メーカーで、他にも様々な業務を行っている。ニックネームで「ロウ=モウ」とよばれているものはゆっくりのびるように作られている。その他にも、日照りに耐性のある系統や、冬季にも青々としていられる系統もある。

 

 同社では、開花時期が通常よりも長い遺伝子組換え花も作っている。中には芝の色を違う色にしようと語る科学者もいる。

 

 ラジャー大学バイオテクノロジーセンター長のピーター=デイ氏は、「可能性には限りがありません。」と言う。同センターは、スコット社及びモンサント社と共同でその芝の研究を行っている。

 

 「芝に発光性の遺伝子を組み入れて光らせることもできます。あるいは足で踏みつけると光るような芝もできます。珍しい芝だって作れる可能性がありますよ。」

 

 現在製品は様々な開発段階にあるが、市場に出るまでにはまだ少なくとも3年はかかるとみられている。

 

 遺伝子組換えが行われた草というものに恐怖感を抱く批判者もいる。環境保護論者は、既に2800ha以上のアメリカ国内の農場で育成されている遺伝子組換え作物について懸念を表明しているが、遺伝子組換え植物がこれから環境を基本的に変えてしまうであろうことに脅威を感じて、この件の実験についても批判している。

 

 長年のバイオテクノロジー反対論者のジェレミー=リフキン氏は、「これではみんなの庭にバイオテクノロジーが入れられてしまうことになります。このことは国中で議論を呼び起こすでしょう。みんな芝生を持っているのですから。」と言っている。

 

 14000人の会員を擁するアメリカランドスケープ建築協会は、スコット社が屋外で行っている新しい芝の実験を、全て一時停止させるよう米国農務省に訴えた。

 

 協会会長のジャニス=サーベリ氏は、「遺伝子組換え植物は、土着植物の生態系全体に影響を与える可能性があるので、その使用にはずいぶん心配しています。」と言っている。「私たちはこれらの危険性を調査する、モンサント社とスコット社の外部の団体がほしいと思っています。

**反対派はいつもこうなんだから。 現状や今までやってきたことはいいってね。 いままでどれほどゴルフ場で生態系を破壊してきたか総括してからもの言ってみたらいかが? 遺伝子組換えの問題はどれほどの重要性を占めるのでしょうね。 ゴルフ場自体の環境への安全審査をやってみたらどうなるかな。 遺伝子組換えやめてみても、ゴルフ場の芝や植栽のエスケープも含めた環境破壊のスピードは変わらないと思うよ。

   コメントby SA ***

 しかしスコット社は、これらの実験は製品の安全性について確認作業を行う連邦監査官のもとで、慎重に行われていると語っている。

 

 

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