イスラエルは樹木の遺伝子を旱魃と戦うために利用する

  イスラエルの砂漠との境界に点在する樹木は、旱魃に対する世界的な戦いの最前線を画する。

  すべては遺伝子の中にある、半砂漠環境のストレスに対抗してEuphraticaポプラの木を守るSspAと呼ばれる遺伝子を分離したイスラエルのヘブライ大学の農業研究者は語った。

  ユーフラティカはイスラエルの南ネゲフ砂漠にあるアブダット渓谷に生え高い塩分濃度でしかも水の不足する地域で繁茂している。 他のポプラの仲間の樹木にこの遺伝子を導入したならば、それらの樹木もまた、乾燥に適応する、とその科学者は語った。

「いわゆる砂漠化は世界的な問題であり、それはすでに深刻である」とヘブライ大学の農業植物科学・遺伝学研究所所長、アリー アルトマン教授は語った。 「その砂漠化は世界を制覇しようとしているがわれわれはそれを止めなければならない」

  「遺伝子導入技術は、環境の脅威にさらされる他の種類の植物を守ることに事実上応用されるにおいて実に巨大な能力を発揮すると信じる。」

「われわれは基礎的な手法を打ち立てつつあり、ユーフラティカを遺伝子源として用いる」とアルトマンは言った。

我々は、同じグループに属する防護タンパク質が果樹やトマトにおいても役割を果たすと期待しているし、それらの間に類似性がある証拠を得ている」    

 国連のFAOは今後50年間で世界の半分の乾燥地は塩害をうけるとともに、60%の農業用水が塩水化すると予測している。

 この高塩性は、生命を維持する化合物のバランスを維持する細胞膜を通した液体の浸透過程を破壊するために、殆どの植物にとって致命的である。

 

By SA


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