SEX, LIES, AND HERBICIDES March 2000 Nature Biotechnology Volume 18, Number 3 241 Guy della-Cioppa & Mary Callan http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nbt/journal/v18/n3/full/nbt 0300_241.html

    子をもうけることは、これらの著者によれば、ときに不自然で、しばしば有害であり、そして公然と行われたとき、ほとんどいつも物議をかもす。 このようなことは植物においても当てはまる、すなわちヨ-ロッパでのGMO問題があらゆる可能性の角度から論説的にたたき殺されてきた場合である。 反GMOキャンペーンは、他の環境問題を掲げるのに有力であった.多くのよく指向された人たちからなりたっており(例えば海棲哺乳類の保護)、不幸なことに、これらの人々はGM作物テクノロジーについて重大な過りの扇動をしている。

    その著者はかれらは最近Agbiotech99に参加し、GMOの放出の生態学的リスクについて二つの思索的講演をおこなった日曜日の午後の部にずっとすわっていた。 この演者たちはGM作物の環境への放出を3年の禁止か前面禁止するという提案を行った。  このグリーンピースの観点は次のようである:

GM作物は生物進化上の大きな不可逆的なそして科学的に評価できない長期的リスクをこの惑星(すなわち地球)に負わせるというものである。 ただし、この科学的に評価できないということはネクタリン(桃の突然変異種)の引き起こす幅ひろい交雑がもたらすであろう不確定性とどこか似ている。 

我々は、伝統的に育種されたハイブリッドの新しい品種が毎年世界中に莫大な数が放出され、その長期的な生物進化への結末が同じく不明であるということを論議すべきである。 グリーンピースの発展途上国における食糧難の解決法は、収穫効率増加のための現代のバイオテクノロジーの道具を使うより、より労働投入率の高い、有機農法の実践を採用することを奨励している。 いいかえれば、もっと働け、長く激しくということである。   

かれらは地政学的でその哲学的背景は我々にはわからないので、これらの議論を彼らとはするつもりはない:すなわち、われわれが科学的に保証されていない、環境への安全性を、人口を養う手段を提供するよりも、絶対優先するという信念を合法化するよう要求している。

 しかしながら伝統的に育種されたハイブリッドを導入するときにこれらの黙示録的シナリオを植物育種家が聞かされていたということを我々は言いたい。 ハイブリッド作物は結局、ひとつかふたつの遺伝子を入れる代わりに、幾千もの新しい遺伝子を導入した遺伝子組換え作物と同じものである。 この場合のポイントは次のようである: 有名な園芸農学者であるルター・バーバンクが何百の新しいハイブリッド植物種を記述した”果実と花卉の新しい創造”という1893年の本を出版した。バーバンクは”神様のみ創造できると主張するグループにより直ちに糾弾された。 一旦、この論議が収まるや””新しい創造”はバーバンクを世界的に有名にしそして1901年までにバーバンクスモモやバーバンクジャガイモが津々浦々の消費者にもてはやされた。 究極的には、著名な報道機関は新しい植物育種科学の進歩と世界の食糧供給を増大させる彼の業績を高らかにとりあげた。 我々は歴史はここでもまもなく自然に繰り返されるだろうことを提唱する。 

彼の話の、”鳥、虫、そしてバイオテクノロジー、ここから我々はどこへゆくのか” ブライアン・ジョンソンは、しかしながら、まったく新しい科学的概念(少なくとも我々にとって)を発表した。 かれは、除草剤耐性(GMHT)と虫害耐性の遺伝子組換え作物の放出に対して反対を唱えた。 かれの中心の論文はこれらのタイプの作物は英国の農場の”自然”の生物多様性を破壊すると言うものであった。  我々は彼の結論に完全に反対であり、実際上、彼は不注意にも英国の農場に放出されるべきであるということを支持する強力な論述をやってしまったと確信する。

ほとんどの英国の土地の表面は農業生産のために使われている(現在、75%がそうであると見積もられている)。 農業技術は英国では過去50年間に、収穫の増加のため機械化と化学病害防除剤への依存を強めながら、長足の進歩をとげた。 したがって、1世紀におよぶ近代的な単一耕作の実行を用いたかなりの農業生産行為のはてに、農場における生物多様性について、もともとの”自然”はまったくなくなっている。

ジョンソンは英国農地に生息する鳥類と蝶の数が((70ュ80%の減少)減ったことを現代農業が固有のフローラとファウナへのダメージを引き起こした、特により効率よい除草剤の使用をその原因として非難している。

  この著者は、1971年から1995年にわたって行われた40種の農地に生息する鳥類のうちの24種の数の減少に関する最近の調査報告(英国鳥類生息数調査1)を読んで認めているのである。  このことは、次に、残りの調査した16種(40−26=16)は安定な数か事実上増加したということを意味する。

  ジョンソンの主張を真に証明するには、農地外に生息する鳥類の生息数調査と固有の自然環境におけるそれらの多様性の調査が比較として含まれていなければならない。 いかなる人も論理的な議論を妨げてはならない。 農地におけるこれらの野性生物の多様性の減少は生息環境の破壊、を含めた複雑な要因(たとえば、農地を広くするため農地の周辺の非耕作地の除去)、生息場所の移動、広範囲な環境抵抗性の農薬の使用などの組み合わせによっておこっていると考えられる。 ジョンソンは、より効率的な除草剤は特に問題が大きく、そして 除草剤耐性作物の導入は英国の農地においてこれらの除草剤の使用を増加させるとと主張している。

  かれはおそらく広いスペクトルの、最近現れたすべての雑草を効果的に除草するより効率的な除草剤のことをいっているのであろう(より効率的でない除草剤の利用は農家にどれほどの利益があるのだろう)か?。 農家は、通常、対抗する雑草種のためというよりもむしろ生き残りと作物の生産のために彼らの農地を最適化するのだ。

 それは、しかしながら、なぜより広い有効範囲を持つ除草剤(たとえばグリホゼート)にたいする耐性作物が広く採用されるべきかの正確な理由である。 事実、最上の議論がジョンソン自身から引き出される。  彼自身も英国の農家は現在8種までのことなる、複合作用をもつ環境に残留する除草剤をシュガービートの栽培で用いているとなげいているではないか。

   安全で、クリーンな、そして環境にやさしい除草剤耐性遺伝子操作を用いることができるのに、なにゆえにそのような強烈な化学的攻撃を英国の土壌と雑草多様性に用いるのか。 除草剤使用は総合的に見てグリホゼート耐性組換え作物(もはや8種もの異なる除草剤の散布が必要ない)の作付けにより減少し、そしてグリホゼート自体は哺乳類、魚類、そして無脊椎動物に事実上無害なのである(ネズミにたいして5g/kgの致死量で食塩よりかなり毒性が低い)。  さらに、除草剤耐性作物の収量増加により、耕作面積を減らすし、かわりに農地周辺に自然の場をつくることができる。 それは、まさにジョンソンによって提案されていることである。

  遺伝子操作はさておいて、人類が星によって導かれて大洋を航海するようになって以来我々の地球村は過去1000年にわたって次第に手狭になってきている。 我々が走れるよりも遠くへ到達することを可能にする道具を発明するやいなや、われわれは遺伝子の混合を(遺伝子操作によらずとも)強制してきている。 我々自身(人種の混合)やわれわれが自らを維持するために引きずり回っている移動する生態系(農園芸などのこと)において。  こういう状況の今、我々はどんな遺伝子がどこに行くかをこれまでよりはるかに確実にコントロールすることができるということを公然と問題提起する。

  注:この論説で面白い点は、GMO反対派の論理と提案は、はからずも遺伝子組換えを推進すればよいという結論に帰ってくる点である。 また、われわれが走るより遠くに移動することがはじまった大航海時代以降、人や物資の移動により、生物種の遺伝子の混合(交雑)が広く起こるようになって、地球村の新たな脅威となっているという観点であり、植物においては少なくとも遺伝子組換えがこの脅威をはるかに減らせると論じている。ーSA

*Agbiotech '99: Biotechnology and World Agriculture, November 14ュ16, 1999, London.

REFERENCES 1.http://www.environment.detr.gov.uk/acre/wildlife/01.htm. The commercial use of genetically modified crops in the United Kingdom. 2.MSDS: EPA Regulation No. 239ュ2637 PN: 6042.

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