バイテク懸念は豊かな国の贅沢である。 

By Lupine

 

農業バイテクについての最近の世界会議において、政府がバイテクの発展を断念すると、

人類は特に発展途上の多くの国を悩ます問題の解決策を拒むことになることが、明言され

た。ヨーロッパでのバイテク論議は、農業の文化的倫理的問題、食物および環境への潜在

的な安全問題、多国籍企業と‘工業化’された農業への不信感に基づいている。対して途

上国ではもっと単純で、それはニーズに基づいている。

 先進国では、実際のもしくは想像されるリスクについて長い間議論されている。これは

贅沢な論争であるといえよう。他の国(途上国)は厳密なリスク-利益分析をしてみる必要

があります。途上国はヨーロッパの問題によって自国の未来に悪影響を与えられたくはあ

りません。南アフリカでは小規模農業がむしろ普通である。遺伝子組み替え作物の圃場試

験は1990年代中期からはじめられており、1998年からは耐虫性および除草剤耐性の商用作

物の植付けがなされている。その結果は極めて励みになっています。利益は膨大で特に小

規模農業においては著しい。1998年のMakatini Flats in the KwaZulu-Natal provinceで

の研究調査では遺伝子組み替えによる耐虫性の導入によって綿の収量は20%増加した。

1999年にはこの領域では収量は2倍になると予想されている。

 商用作物栽培者の場合は経営者は、殺虫剤の使用を完全に控えることができた。そして

有用昆虫がBt綿の周りに増えているということまで観察されている。これらの圃場での結

果は、monarch butterflyのような非ターゲット昆虫への危険については、いくつかの工業国

での懸念と対照的である。生物工学によって南アフリカの農夫と消費者に、より高い生産

高とより多く殺虫剤フリーの作物を手に入れられる。また、地理的なもしくは気候的な原

因によって規則的にもたらされる乾燥以外は作物を生産できる広大な乾燥地帯がある。耐

乾性種子の研究は、南アメリカの研究所で著しく進歩し、それは生産と経済的改善を約束

しています。

 地球の反対側の中国には世界の20%の人口がいるが、中国には世界の利用可能な土地うち7%しかない。耕作可能地の損失といまだに増えつづける人口と食習慣の変化によって、食物セキュリティは差し迫った問題である。

 中国はこの問題に立ち向かうためのバイオテクノロジーに変換し、はじめたのは80年代半ばである。国の100以上の研究所がこれに巻き込まれた。1997年には遺伝子組み替え作物の栽培が商業的に始まり、それらのほとんどは耐虫性や耐ウイルス性のものであった。 だいたい100万エーカーの遺伝子組み替え作物の畑があり、これによって中国は遺伝組換

え作物を作る国のtop3にはいる。 As Europe hems and haws、中国の研究努力によって、ペースは加速した。科学者は今もしくはこれから、細菌・菌類・ウイルス耐性、耐塩・耐乾性・栄養向上を中心に行っている。 加えてバイオファーミングといわれる経口ワクチンや組換え製剤も考えられている。

  南アフリカや中国などの国の社会経済学の真実とニーズがあるので、すでに知られている人口への利点を考えると、この技術を使うべきであるかどうかを議論することはほとんど無意味である。

 

Jennifer A. Thomson

ケープタウン、南アフリカ大学の微生物学部門

Zhang-Liang Chen

中国、 Protein Engineering and Plant Genetic Engineering国立研究所

2000.4.16  

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