有機農業や有機表示の先進国である米国で有機農法規制法案が最終仕上げー農務長官、ダン・グリックマンは有機農産品は安全でも栄養豊かでもないと言明ー適切にコントロールされた通常の農産品などにくらべ有機農産品が特権的に安全であるというわけではなく、食品の安全性は総合的であるべきで、すべて安全性の確認が必要と強調ー当然である(等HPの主張するところでもある)。

  千載一隅のビジネスチャンスの到来とこの法案を切望していた有機農業関係者は驚きを隠せないが、一般の食品関係者は当然と受け止めている。 それは、この法案により有機表示が行われた結果、消費者が盲目的に有機は安全だと信じ込んでしまうことが懸念されているからである。 有機農法自体いくつかのメリットもあり悪いことではないが、それなりに問題点も抱えており、そういったことを隠して、すべてにいいんだといったようなセンチメンタルな誇大宣伝をし勝ちであるところが有機農法の本来のあるべき姿を誤らせてしまいかねない要素をもっていることも事実である。 実践母体によっては宗教的背景が強くあとでがっかりさせられる場合もある。 食品や環境の安全性の総合的な評価が技術と製品評価において今後、いっそう強く求められるべきである。

伝統と有機の問題点


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