狂牛病と世界穀物需給の危機ー動物性原料飼料暫定禁止で狂牛病撲滅の試み

EUで狂牛病撲滅のため動物性原料飼料の1月からの禁止は可決の見通し。 EUで用いられる飼料原料としてダイズとトウモロコシの調達が今後、重要課題となろう。 中国が先月ダイズを大量に買い付けたのに続きトウモロコシの大量買付けの噂でシカゴ市場は高騰の様相。 この禁止は6ヶ月間の暫定と言うことらしいがおそらく急にもとにもどることはむずかしだろうから、世界の穀物需給のバランスを大きく崩すことになろう。 家畜のえさとして穀物を使った場合、人間が直接食べる量の確保に必要な農地の面積の10倍が必要であることに注目する必要がある。  すなわち、世界の農地面積は増えるどころか、減少予測すらあり、EUの飼料穀物利用が長期化すれば、中国の畜肉生産増強傾向も加わり、間違いなく食糧不足が将来起こるということである。 我々が仮想リスクか現実の飢餓かの選択をしなければならない時期が意外と早く訪れそうである。 ”明日を憂えて今日に死す”が現実のものとして感じられる。

日本への影響は?


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