アレルゲンに関してゼロトレランスを主張するなら、我々はすべての食品を食卓から撤去しなければならない。ーー アレルギーのリスクを理由にスターリンク混入を規制するには産物暫定許容量を設定するのが筋。 DNA検査で取り締まるべきでない。 厚生省に伺いたいー他のニンジンやピーナッツ、小麦、イネなどすべての食品のアレルギータンパク質のDNA検査をどうして要求しないのか(遺伝子組換え遺伝子だけがアレルギーの可能性を持っているのではない)。 結論をいえば、現在スターリンクに対する規制のやり方は生物生産物の管理法として最低の誤りの典型例。  エイズやPCBは現実的な濃度で誰がやっても明らかに問題を起こすものであり、その処理がいいか悪いかが問題になった、すなわちもし残っていれば必ず病気になるものであったわけで、今回のCry9の騒ぎとは本質的に性質を異にする。 また同時にトウモロコシ主要タンパクでの問題点をクリヤーする必要がある。 なぜならトウモロコシではタンパクの60%(60万ppm)が既存主要アレルゲンタンパクの一つ(最新の文献による)である一方でCry9はあくまで微量成分。 いくらしらべてもとうもろこしのタンパクの主成分になりえず、あくまでもppmオーダーかそれ以下。 仮に純化したCry9の高濃度でアレルギーが起こったとしても現実的には、ゼインのアレルギーリスクに隠れ問題にはならないだろう。 純化したタンパクで高濃度でアレルギーを起こすものはいくらでもある。 もやしにもその疑いのあるものが含まれているが(ひとこと申しておくが厚生省や消費者団体はそれについてトラッキングしていない)、もやし自体タンパク含量が重量の5%程度でその5−10%が問題なだけ。 すなわち、ppmオーダー。 我々が生食するスイートコーンの特定品種でアレルギーが疑われるものが全タンパクの3%(3万ppm)も含まれていることも厚生省や消費者団体は把握していない。   アレルゲンに関してゼロトレランスを主張するなら、我々はすべての食品を食卓から撤去しなければならない。

スターリンク騒動の本当の意味を考える  遺伝子組換え(GM)の選択しないことにより抱え込むリスク


 

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