国産100%ダイズ使用に遺伝子組換え体が検出。ーさてこのニュース一見ショックだがよく考えてみると当たり前である。 というのはそもそも”国産100%”などありえないからで、表示そのものが間違っている。 農産物の集荷、流通、加工での産地証明など一方的な宣言であり、その検出や客観的100%証明法は存在しないといってよいだろう。 すなわち、もともと国産100%など存在しないと考えたほうがよい。 ただ、有効な検出法をもたなかったため消費者がだまされていただけであり、どこの消費者団体だろうとこんなものの科学的な保証はできないのが通常である。 ところが、この普通なら混入していてもわからない”外国産”のものにたまたま遺伝子組換え体が混ざっていたから国産100%が誤りである事がわかったに過ぎない。 すなわち、遺伝子組換え体は流通過程でものがどう流れたかを明らかにする画期的な無害な高感度トレーサーなのである。 もう、流通過程でごまかしはできない時代の到来である。 これまで、闇であったルートも明らかにできるだろう。 他に例を申せば、新潟産コシヒカリ100%と書いてあるのはどのくらい信用できるか考えてみてください。 どうやって、雑草なども含めて他の品種や産地のが一粒のかけらも混ざっていないと証明するのでしょうか。 種子も100%純粋ではありませんし、流通過程で意図的あるいは非意図的に混合しないと断言できますか。 いくら自家受粉でもとなりの品種が絶対にかかっていないなどは証明不可能です。 10%ぐらいは他品種が混じっているのではないですか? また、こういった農業と食糧供給の本質を忘れた規則の制定と運用は食の安全どころか確保すら困難になる可能性を我々は強く認識する必要があります。  消費者の反応を気づかうあまりにできない約束すなわち、”100%”などと証明不可能なしかも現実とは異なる表示を食品メーカーはさけることです。 GMだろうとなかろうともともとできない約束であり、 自分の首をしめるのみならず、食糧や農業現場の混乱を引き起こし食糧確保自体が困難になる可能性があります。

 

 

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