予防原則追加議論

-予防原則は”さじ加減”の規制コンセプト 

   予防原則は科学的根拠を重視しないものであってもあくまでも合理的であるべきである

 

1.  リスクが従来と比較し勘案されないということでは、従来より小さいリスクであっても禁止してもよい不合理が生ずる。

2.  新技術では新しいリスクがあり、従来技術では新たなリスクが判明する。 新しい技術は従来のリスクを減少させる場合もある。 これらの当該原則自体が目的とする安全を拒否する不合理

3.  EUでは予防原則でGMOの含有を禁止する方向を出したが、コンタミ騒ぎで緩和の方向を探り出した。 0.5−5%で議論されている。 いったいこれは何に基づくのか

  これは予防原則の適用は実際的でないことを意味するとともにこの緩和の動きの根拠は危険性が減ったからか。 この緩和は科学的根拠でないとすればなんなのか。 さいころでも振ったのだろうか。  しかし、科学的根拠があろうがどうしようが規制をつづけるのが予防原則ではないのか。 規制が安全性薄弱だとしてできるなら、緩和も安全性根拠薄弱でもできるのが予防原則ということでいいのか。  要するにそれでは”さじ加減”ではないか。 それでも正しいというなら、予防原則は不合理な、”さじ加減”的規制方法であることを提案者自ら証明したことになる。 科学的根拠なしどころか、合理性まで欠いては文明人のやることではない。

4.  GMOは多様な側面がある。 従来技術で達成するよりGMOで達成したほうが安全性が明快なものもある。  それらを同じように論じるのもおかしい。

 

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