英国の大手放送局のBBCが反GMドラマ(遺伝子の水平移動を題材に)を製作放映。 その正当化のために”起こるとは考えないがそのようなことが可能である (It is possible but unlikely)と。さらに20年前にAIDSがこうも蔓延するとは誰も予想しなかったろうとコメント。 予想しないことがおこるといいたいのだろうが、英国を代表するBBCともあろうものがよくまあこんなつまらん理屈をつけたもんだ。 それをいうなら、有機農法が世界中で環境や合成物の危険性を理由に強制され、人々は重労働と飢餓と食品毒の中毒に苦しみ、さらに家畜の衛生の悪化と人間との距離の近接のため家畜の病気、特にFMD(口蹄疫)や牛痘(牛の天然痘)が人間に感染するようになり、AIDSをしのぐ大災厄となり人類にのしかかるというドラマを作って放映したらどうか。 こちらのほうは、”可能なだけでなく実際に起こりえる (It is possible and highly likely.)”ことだ。 動物の病気はAIDSに代表されるように人間に感染するようになると大変なのだ。 それは人間と動物の距離が近いところで起こりやすい。 ニワトリとインフルエンザの関係もそうだ。 また、有機農法は間違いなく労働を強化するし価格の上昇と生産量の減少は間違いなく人々を食べるためにより多くの労働に駆り出す。 BBCの担当者の不見識というか、偏狭な意識に危惧を覚える。 こんな番組で吹き込まれる英国の消費者は気の毒だ。


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