英国でGM(最近はGE(Genetically Engineered)飼料不使用宣言を大手スーパー6店が行う。 でもどうやってGMを食ったか調べるのだろう。 肉にはまず出ないから畜産農家に立ち入り検査に行くしかない。 これは完全に魔女狩り的でありナチスみたいなことをやるおつもりか。 デンマークでグリーンピースがまた飼料用穀物を積載した船をシージャック。 アルゼンチン産と米国産のGEダイズが積まれているという。 

  EUの動物体資源リサイクルと有効利用路線が狂牛病で破綻した今、肉を食べたいならば家畜に穀類を給餌するか放牧で配合飼料の使用をへらすしかない。 いずれも、マクロ的には畜産の資源効率は5−10%であるから人間の直接の食糧資源とそれを生産する農地と競合する。 成長ホルモンを使用をすればこの効率を数割あげることができるがEUは拒否している。 また、農薬やGMの上手な使用は農地の利用効率を、有機無農薬より高く安定に保てるがこれも拒否している。  したがって、これまで考えられていたより早く農地、牧草地が無理に拡大することにならざるおえないだろう。 森林の伐採なども視野に入れざるおえず総合的な環境の観点からも農牧地の拡大は問題である。 これは人口100億をまたずして世界的に食糧生産のリセッションがまもなく訪れる可能性を意味している。 古代の文明の繁栄の影には食糧生産技術の進歩による増産があり、その衰退期には無理な農地拡大と放牧などが品種改良などの効果を減殺し食糧生産のリセッションを招き滅亡した歴史が刻まれている。 中には気候変動が重なり砂漠のなかにうずもれてしまった文明もある。 現代は地球温暖化とそれに伴う気候の変動ならびに砂漠化が進行している。 まずは、このような理由で殆どの森林・原野が消滅した歴史をもち、しかも農業における技術革新に失敗しつつあるEUが飢えるのは目に見えているが、次はどこだろうか。 さらにそのようなEUの特殊事情が世界を支配するのは大変重要な問題である。 

有機農法は人々を飢えさせさらに自然破壊?


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