世界のGM作付け・生産統計をInternational Service for the Acquisition of Agri-Biotech Applications (ISAAA) が発表(12/27)。 それによると、GM作付けをした世界の農家は1999年の2百万戸から、3200万戸と1.5倍に増加したとともにGM作付面積は1996年以降25倍となり特に南の発展途上国での増加が著しい。 15カ国で1996−2000年の間にのべ1500万(1億5000万?)ヘクタールにGMが作つけられた  2000年では4420万ヘクタールとなり、1999年の3990万ヘクタールを11%上回っている(農家数が1.5倍増に対し面積の増加が1.11倍と農家数に比してだいぶ小さいからGMがより小規模農家に浸透したことを示す)。 このうち84%が”南”に局在している。 GM作物は肥料や農薬、栽培の手間などを削減し経済的メリットをもたらしており、例えば、中国ではBTコットンの栽培で1999年で1億4000万ドルの益を生み、この額はこの年のGM作物の益7億ドルに対し大きな割合を占めた。 南アフリカでは1ヘクタール当たり25ドルの経済利益を生み、かつ通常作物に比べ36%の殺虫剤使用の減少が記録された。 −−同様の報告はアジア開発銀行の調査でも報告されており、今後、GM作物の開発の投資を増やすべきであると結んでいる。 これらの数値は、GMは次第により小規模の農家や途上国に浸透してきていることを如実に示しており、GMは米国などの大農家のみを利するとする考え方に疑問を投げかけている。 

2001-12-28


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