ようやく農水は狂牛病の恐れから、国内、輸入とわず肉骨粉の飼料および肥料への使用を全面禁止へ

 

2001−10月2日  1. ようやく農水は狂牛病の恐れから、国内、輸入とわず肉骨粉の飼料および肥料への使用を全面禁止を決定し10月4日から実行とはいえ、なんと輸入はストップできるが国内産を規制できないため”要請”にとどまるという。 なんと。 やはり番犬としかいいようがない。 これを規制するには犯人であると決めて、ポケモントレナーよろしく誰かがその”ハンカチ”を農水に嗅がせてトレーニングしないとだめらしい。 立ち入り調査に銃撃戦も辞さず、防除に地域封鎖も視野にいれる米国のCDCやFDAとはだんちの差。 これで世界に誇れる食の安全国家か。 しばらく前に、輸入品は結局はいろいろはいっていてしかも産地も特定が難しいからとりあえず生協などの国産品を選べば外来のリスクをから逃れられると消費者にアドバイスしているのをみたことがあるが、とんでもない状況になってきた。 当HPでは、GM使用の表示よりも重要な表示に”肉骨粉”や動物性飼料使用という表示を徹底させたほうが食品安全によっぽど寄与すると主張してきたが、ついにおこなわれないままこの事態となったことは特記すべきである。

2.そういえば、農水が肥料に用いる骨粉の規制に乗り出したことに関して極めて重要なことを指摘しておく。 私が、かつて資源リサイクルの研究をし、肉や骨、内臓などを発酵した”ぼかし”肥料を製造しそのフィールド試験をしていたとき、難題が持ち上がったことを思い出した。 それは、そういった有機質肥料を施用すると犬やネコ、狸、ウサギ、ネズミなど野生や野良の哺乳類が食べに来て畑を荒らす事であった。 すくなくとも、ウサギやネズミなどのげっ歯類にもプリオンの遺伝子があるとされ今から思うと、ぞっとする。 というのは、こういった経路で野生動物や身近なペットに狂牛病が感染しまいかという恐れである。 これはカナダで野生の鹿に狂牛病が感染したとされる経路のひとつであり、諸外国では極めて問題視されていることも、当HPでは過去に取り上げたことがある。

  また、こういった低質の動物性原料がペットの餌として用いられる確立は高く身近なペットにも魔の手が及ぶ可能性があり、監視が必要である。  ”GM不含有”表示など安全性の何の足しにもならないことはよくお分かりだろう。

狂牛病(BSE, CJD)関連URL リスク比較とリスク交換の原則 明日を憂えて今日に死す


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