英国グリーンピースは、ロックフェラー慈善団体がおこなう遺伝子組換えによるビタミンA強化イネの野外試験に反対行動をとらないと言明。 これはその目的の人道性によるものである。 毎年、現在可能な手をつくしても50万人もの子供が目が見えなくなるような栄養失調におかされていることは放置できない事態であり、これを少しでも改善することは急務である。 今回試験に入るのはプロトタイプのゴールデンライスであるが、将来、一日の必要量の40%をまかなうことのできるものが開発されるだろうと専門家は予言する。   しかし、日本の有力反GM団体は目的が人道的であろうと(うそだから)あくまで反対と発表。 これが日本の意見だと解釈されれば、近い将来、このような硬直的態度が過剰な農産物安全性規制などに不満をもつ途上国の反発を招くことが憂慮される。 また、他国のGPらは現在は8%程度を満たすだけだと無意味論。 ひょっとしてかれらは栄養不足はゼロか充足かの2つの状態しかないと思っているのでは。  ほうれん草にはビタミンがあるからといっても全部をほうれん草に依存するのは非現実的でほうれん草は無用というたぐいのばかげた計算をやって見せている。 どうやらかれらは栄養学に乏しいうえに”技術は進歩せず”のスタンスのようだ。 さらに、ゴールデンライスは企業を儲けさせるだけだと反対を展開。 現在のゴールデンライスによるビタミンAの供給量8%程度でも救われる人も多いのだ。 じゃ、自分たちが主導して開発したらどうでしょうね。  ”トロイの木馬”はいったいどちらの側か。

 


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