Hudson Instituteが有機農家はより多くの有機殺虫剤を使用する方向にあり、Nature's Toxic Tools: The Organic Myth of Pesticide-Free Farming(自然の有害手法:殺虫剤不使用の有機農法神話)と題する調査レポートを発表し、有機農法の拡大は農業と自然生態系を破壊すると分析。−当HPの見解と類似ー 一見矛盾するようだが、有機農法では、木酢や有毒植物の抽出物などすくなからぬ天然猛毒を非化学合成殺虫剤として使用しており、これらは米国においてはもっとも多量に使用される農薬であるとしたうえでー現在、有機殺虫剤は全殺虫剤の50%を、また有機殺菌剤は全雑菌剤の50%以上を占めており、農家がこれらの使用へ移行した場合7倍にものぼる農薬使用量の増加となるだろうとし、さらにこれらを含め、有機規格を守る農業が普及すれば、農薬使用量の夥しい増加と土壌侵食や生態系の破壊など深刻な事態が起き、持続性が著しく低下するだろうと結論している。 さらに、これら有機農薬について、規制当局は人体や環境への安全性についての情報をほとんどもっていないことも大きな問題であると述べている。 すなわち、有機農法はGMOや通常農法のかわりとして理想の農業とはやされたが、もっとも未知の部分の多い、その安全性や環境への影響がもっとも評価されていいない農法であるともコメントしている。ーまさに当HPで発足当初から主張してきたことが凝縮している。http://www.cgfi.org/pubs2.cfm 

2001-2-13


 

伝統的育種の方法 世界の栄養学史上に残るエピソード

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