Old New  2000年9月

9月22日  (9月 22 19 18  14 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)  最新版

英国: GM圃場打ちこわしグループに無罪ーで英国はGM作物開発から脱落? EUの経済が低迷する背景がよくわかる自滅行為の一種。 GM開発は従って、米国、カナダ、中国、インド、ケニア、オーストラリア、イスラエル、南アフリカなどが中心に。 日本はどこに? でももともとバイオは出遅れもいいところで米国依存だからたいしたことはない。 ただ、他国のGMの面倒をみていたので、これらの分のノウハウは中国など国外へ流出?

米国。タコス事件などの続報。

  1.   EPAは、Bt殺蝶実験(先月のアイオワ大研究)は、更なる野外実験(他機関による継続の必要性は認めつつ)がなければ無効と一応退ける。
  2.   Btは安全とEPAは重ねて発表(ロイターと同じことを扱っているスター・トリビューンだが、取り上げ方(ニュアンス)が若干異なる)
  3.   タコス事件は環境団体の誇大宣伝、Cry9Cのアレルギーも大丈夫と、ニューメキシコ大学の研究者も援護射撃。しかし、政府や推進派は、一般消費者に対し、Btは人畜無害というところから説かねばならない。 一般の伝統育種飼料用トウモロコシの安全性もしっかりやってもらわないとね。ーこの環境団体とはいったい何を守りたいのかはっきりしない。環境とは幅広い総合的な視野のいる分野でないのか。 それが、GM以上に幅が狭くなっている。
  4.  アヴェンチィス(Btトウモロコシの種子のメーカー)のリリースで、「日本でもチョンボした(分析間違い)」と書かれたジェネテックIDは必死の反撃に出る。「
  5.   日本の厚生・農水省の(コーンスナック菓子)分析結果は、テスト・サンプルが違うから、我々の分析結果を否定することにはならない」と、アイオワの本社に記者を集めて力説ーと言うことは「いらキャン」お墨付きのGeneticID社の分析は追試不能で言い逃げが成立と自ら宣言。−客観性のないことで他人に損害を与えたらこれって刑法の名誉毀損罪にあたるんじゃないの。 損害がなくても私文書偽造というのもある
  6.   さらにジェネテックIDは、来週シカゴでGM分析法のセミナーを開催。ピンチとチャンスは紙一重というビジネスの鉄則。マッチポンプも、火遊び程度ならまだしも、思いがけないくらい火災が大きくなると、消防車をあちこちに派遣しなければならなくなる。 この出動費用は社会負担に。

オースト・ニュージー。

  1. 「世界で一番厳しい」食品表示ルールを提案。全成分比を書かせるとあるが、記事にもある通り米国はもうやっている。ANZFAのHPは、まだ見ていないので、GMとの関係はいまいちわからない。
  2. オーストリアのGMコットン(RR)は、政府のお墨付きを得て、生産拡大傾向。

南アフリカ。

南アでは価格抵迷により、農家はコーンから他の換金作物に作付け転換の意向(ただしGMとは無関係)。

中国。

  1. 作付け減少と干魃のダブル・パンチで中国のコーン生産は昨年比20%ダウン。
  2. 経済誌のグローバルなGMオーバービューだが、この抜粋だけでじゃ内容は浅い。ただ真ん中あたりに中国の情勢が述べてあり、情報が少ない国なので、貴重かも。 Systematic approach essential to boost GM research
    Arun Sundaram
    Times Internet)

 

 

 

9月19日  (9月 19 18  14 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

緊急ニュース

飼料用BTトウモロコシがメキシコ製のTacoに見つかったとうNGOの発表の件は規制の問題というよりルールのあり方がまず問題だろう。 もし、すべての種類の非食用植物由来のタンパクや遺伝子を調べたとしたらはたして皆無か。 そもそも、安全限界が根拠なく厳しく定められすぎている規制のやり方に問題がある。 しかもこれは、交雑相手の伝統育種の問題だが、混同されている。 無論、彼らの分析が間違いであったとしてもである。 これはGMの安全議論とは全く関係のないことで、仮にその程度のコンタミで何かおこるかテストするほうが重要だろう(検出されたぐらいではまず出てこない)。 見つかったのが事実としてもその先はやはり、レベルを無視した観念的”空想リスク”であり、一種のマッチポンプだが、この問題の展開の仕方を誤ればややこしいことになるのは事実であろう。現状でも他のものに比べ(たとえば同様に難消化トウモロコシは通常品種で存在するーBTの問題ではないーたまたまハイブリッドの相手にBTがあったというだけである)、GMには格段のトレーサビリティーがある。 これ以上要求すれば不当といわざるおえず、GMは禁止する以外、道はないだろう(それが反対派の言い分でもある)。  ただし、人類がそのような不合理なことを選択することの害悪の及ぼす影響は充分に考える必要がある。 このままいくと、農薬散布や農地の拡大が漫然と続き、やがて将来、我々に果てしない害毒を及ぼすようになるであろう。

米国。

  1. 英国首相、ブレアの努力の甲斐あって、クリントンは対EU制裁関税を延期。
  2. 政策を絡めての消費者のGM表示論議-いつもの繰り返しだが、いよいよ正念場? さて、表示をしないのは”フェアでない”という一方で、イデオロギー的反対派が事実をはるかに超えたことで騒ぎ立て安全なものに対して汚名をきせる消費者をおどすのにつかわれるという情報操作上の”フェアでない”やり方を助長すると、表示に慎重な意見も、反対派のやり方をみると説得力がある。 ここにきて、なにか間違っている。 それはやはり、公的表示がもつべき性格の履き違えであろう。 危険である表示ならはじめから売ってはいけない。 GMの場合は選択表示であると主張するならば、選択の情報がバランスよく供給される一方で、選ぶ側の耳元で、危険だなんだとさわがないことである。 だれだって食卓で食事中に、それ食べたら病気になるの害になるの汚いのと、選んだあるいはどれをとろうかと考えようとしているひとに次々畳み掛けるような行為を慎まなければならないだろうがいまの反対派にその基本的な”食事のマナー”があるとは思えない。 そういう意味ではGMを判断する側の人格が形成されていない現在では、特に先進国(のつもり)でGMは早すぎるのかもしれない。参考:”遺伝子組換え使用”表示は表示の原則に反する不当表示 名前だけの表示は不当表示―身近なたとえ話 遺伝子組換え不使用表示に関する重要な問題点
  3. ーSA
  4. 政策面からのGM表示。 なかなかいいこと書いてる。 要するに、まず現在のWTOの枠組みのなかで義務的GMOの表示は成功しそうにない。 市場関係者は多様な表示形態を容認する体制に移行すべきだろう。 GMO labeling policy for foods is under intense development. Countries are choosing mandatory labeling or adherence to voluntary labeling. Challenges to mandatory labeling are unlikely to be successful under current World Trade Organization (WTO) rules. Marketers and trade negotiators should recognize this and move toward living with diversity in labeling policy.以下本文 byJulie A. Caswell University of Massachusetts at Amherst
  5. IPハンドリング(生産現場からの一元管理)のコスト面からの考察。重要。 非現実的なGM反対議論に隠された現実の問題ー"Study reveals hidden costs in IP supply chain"  Richard Maltsbarger and Nicholas Kalaitzandonakes  Economics & Management of Agrobiotechnology Center (EMAC) University of Missouri-Columbia  September , 2000

カナダ: 著名な種牛をクローン化。

アルゼンチン: ブラジルへの輸出確保のためにGM表示を検討。

インド」GMの利益を科学的に冷静に査定すべきと農業大臣ーやはり、現実は是々非々であろう。 イデオロギーや宗教的判断は大きな誤り。−農業問題では発展途上国のほうがずっと冷静で科学的とはどういうことか。−        India will not permit the use of technology that goes against the interests of farmers but the potential benefits of biotechnology need to be evaluated scientifically, Agriculture Minister Nitish Kumar said on Friday

南アフリカ; ついに口蹄疫が発生。

アフリカ: アフリカ諸国のGM受け入れに対する予防原則の誤用を注意する論文が出版。 この予防原則は”さじ加減”という当HPの見解をサポート予防原則はさじ加減の典型)。 Precautionary policies and biotechnology in Africa John Mugabe, Ph.D.,  Executive Director African Centre for Technology Studies Nairobi, Kenya

英国

  1. レストランでのメニューへのGM表示は、やっぱり有効に機能していない。
  2. (英国)ネスレは、自社製品へのGMコーヒー不使用を宣言ーただし、副社長がGM反対は不当と見解を持った上での措置。 これは以外にいい決断だろう。というのは、コーヒー自体のGMはそれほど問題にならないのと関連商品で(糖蜜等)GMを少し使って反対派に”食卓談判”され弱体化するより、ここはスマートにかわし、将来へつなぐという立派なポリシーとみた。 わけもわからず本音も言えない、将来の食糧はどうあるべきかなどのポリシーもない、ただ消費者におびえる、ただ大きな市場だけがある日本の食品メーカーとはさすが大違い。
  3. 狂牛病に母子感染の可能性がーさあ大変、皆さんどおーする?ー撲滅すべきはGMではなくこちらのほうだ。

イタリア: 問題児の農業大臣が発令。 EUのGM政策を真っ向から否定しGM作物と食品全面禁止の世界戦争を米国に対して宣言。 それも民衆のための戦いという。 グリーンピースはこの大臣にのりに乗ってGMの安全試験が無効と大騒ぎ。 じゃ、ほかの食品に同じ検査してみたら? 結局のこるはGMしかないんじゃないの? それでも核よりこわいGM、 この農業大臣ムッソリーニの再来とたたえよう!

ギリシャ、政府はGMコットンを全て廃棄するという約束を守っていないとGPギリシャー単なる約束?

FAO: バイテクが世界の餓えを救うとFAOの報告書ー従来技術の限界を超える新技術が必要なのは明らか。 それは有機か農薬かGMか。 Biotech can cut world hunger, UN says       PARIS, Sept 15 (Reuters) - Biotechnology can make a big contribution to reducing world hunger and help reverse a trend towards disappointing crop yields, the U.N. said on Friday.  以下本文続く

 

9月18日  (9月 18  14 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

専門家の方を意識して作成たQA集が日本バオインダストリー協会からリリース、以前のものとは違って、このQA集には出典を明記してあります。新しい情報が多く、掲載したとたん、事務局は改訂をせまられている状況なので、至らない点もあると思いますがご活用いただけると幸いです。

http://www.jba.or.jp/q-and-a/ex/index.html


 9月26日から28日はバイオジャパンが東京で開かれます。200社あまりの展示の他に1階ではおみやげたくさんの市民向け企画もありますので、是非京王プラザホテルまでおでかけください。

http://www.jba.or.jp/bj2000/index.html


昨日(9月13日)のRRSの申請書に問題があるという「いらキャン」集会の結論と厚生省のコメント、一般紙記者や議員先生(今日(9月14日)、衆議院でも説明会を開く)には、各論の妥当性を云々できるバック・グランドはないだろう。但し、資料を筆写したもの(努力賞?)を示して、情報公開が名ばかりだと訴えるのは、食品加工やタンパク質化学の専門家でない方にはかなり説得性あるかもしれない。 各論への反論を、きちっとやらないで放置すれば市民権を得て、反対派に繰り返し使われる怖れもある。 関係者はきちんと反論してもらいたいものだ。 当HPの見解はすでに掲載した。

注: ところでこの「遺伝子組み換えいらないキャンペーン」とはもともと、「自然法則フォーラム」という宗教結社と日本消費者連盟が合同して作った組織で、日本において強硬な反遺伝子組み換え路線を実践している、政治結社的団体として知られる。 この「いらキャン」との関係でよく登場するジェネティックID社は、自然法則フォーラムの親団体の米国マハリシ総研と深い関係がある。 このあたりの事情については、1996年にマハリシ経営大学所属のJFフェイガン博士が初来日したおりの1時間半にもおよぶ記者会見の記録ビデオのなかでもフェイガン氏自身により明確に述べられている。

GMとは関係ありませんが、その他目立つヘッドラインは、日米の捕鯨論争、ヨーロッパ諸国で燃料価格高騰への抗議活動頻発、GPはオリンピックをターゲットにすべく、フラッグ・シップ「虹の戦士号」がシドニーに入港などです。ーGPもオリンピックに参加したいんだね。

米国。

  1.   キャンベルが表示せずにGMを使ってるのはけしからんと、ブラジルナッツからネブラスカ大エルモア氏のRRSの反収下がるまで援用した最近珍しい超アンチGMなNYタイムズの記事-やれやれ、八つ当たりか。 実害のなかったものをあげつらうしか反対しようがないなんて、アンチGMとは単なるアンチなんだね。
  2.   GM食品はナチュラルか?宗教もしくは準宗教的理由から嫌われるのは残念というパーデュー大学の研究者。ポールも実施中らしい。ーその立役者のひとりがヒンズーカルトを率いるYogi師のマハリシ総研であり、これがバイオ.に強い米国の主製品とは皮肉だ。ー”不自然な収穫”というそういった課題を扱った本がある。

EU。

 

  1.  リスボンサミットで合意されたEU/USのバイテク専門家パネル第1回が開催される。
  2. 4本目、EUコミッティーは、イタリアのGMコーン禁止を不当と見なし拒否 そのイタリアには緑の党の農業大臣が居て、アンチGM政策を強烈に推進、このままでは科学的に遅れをとってしまうと推進派は悲鳴ーただし問題は農業の憧憬の浅い農業大臣が暴走するともっと心配なのは、農業生産が実証的でなくなり、環境イデオロギーを重んじるようになることである。 これは、共産圏で生産低下の原因となった問題と似ているので要注意だーどのみち、イタリアは、生命科学関係の頭脳流出がおこっており、この重要分野で致命的な打撃となる可能性がある。
  3. 英国。 今までとは違う他の地域でも、新たに豚コレラが発生!ー農業で真に重要なのは農薬やGMの是非でもイデオロギーでもない、適材適所であり、基本的な衛生観念であり生産意欲であると知るべきである。
  4. フランス。 シアトルWTOに抗議し、マックのレストランを破壊して地元の英雄となったお馴染みの名物おやじに実刑判決ー当たり前でしょ。 近代法は”私刑(リンチ)”を罪とし禁止するのが常識。 したがって、リンチしたのは刑務所行きだ。



オーストラリア: メルボルンで開催中のアジア太平洋経済サミットで、ネスレの副社長がGM反対運動の不当さに言及ーこれはあらゆる利益と改良、無害を示しても、依然同じロジックで反対を先導しつづける反対運動の重大な問題点が次第に認識されつつあるということだ。 

ニュージーランド:昨日のリンカーン大学の農民のGM意向調査の詳細が報じられる。
インドネシア。  GMコットン(モンサント)の商業化への動きを、政府は中止させるとの意向ー結構ですけど、これは奇妙な結果を示してる。 すなわち、東南アジア地域での濃厚な有害農薬散布やアフラトキシン汚染を容認するという引き換え条件が裏に隠されているからだ。 最近の状況では、こういった地域で、GMを使うぞというとGMをつかうより濃厚なしかも有害な種類の農薬を使用するほうがましであると反対派は考え始めたからだ。 いずれにしても、中国、アルゼンチンとアフリカのいくつかの国々ではGMを推進しており、近い将来にGM農業圏と非GM農業圏に明確に分かれることになるだろう。  

9月14日 (9月 18 14 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

緊急ニュースー遺伝子組換えいらないキャンペーンが示した”検証チーム”によるモンサントRRS安全審査資料のデータ―の再解釈に重大な欠落がータンパク質変性には水分含量(特に水和)と温度が強く相関しているが、均一性が大事としたうえ、結果の水分含量の違いを見落としており、さらに水分含量の下がったものの再加熱が比較的高温で行われたことの意味が理解されておらず、また充分水分が存在するとき(6時間以上常温で吸水など)は100度C程度でもじゅうぶんであるなど基本的な事項が理解されておらず、主張するようjなほど彼らは申請書をきちっと検証したとはいえない。 したがって、この申請書の結論である、加熱処理の不十分は誤ったあるいは嘘の結論とは必ずしも断定できない。 また、ネズミの飼育実験では、生育特性、アレルギー性に関する両方の結論は後に行われた他機関によるより詳細な研究でも、確かめられていることからも当該評価法で当時のレベルにおいては充分であったと考えられる。

  また、当該除草剤耐性にかかる酵素の量はダイズ貯蔵タンパク質類が動物などでは考えられないぐらい多い(重量の約50%、500mg/g(500ug/mg)程度)ことを”検証チーム”は見落としている、従って、問題の酵素がその存在量が他のタンパクと比べて同程度という結論は完全にあやまりであり、さらに植物タンパク質の凝集性や種類の多さを考えると抽出精製に極めて困難が予想される。 

9月14日 (9月 14 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1.    グリックマンに農家への補助金がもっと必要と言わせといて、穀物価格は上がるぞ、とUSDA公表。選挙対策か、農家への応援歌か?
  2.     しかし、メディアは、収穫予想が多少下方修正されたが、依然レコード・レベルの見込みであり穀物在庫はなお続伸の見込みという。何を信じれば良いのか?グレイン・ビジネスはホント難しい。
  3.        モンサントが次に狙うハイブリッド・コーンはハムシの幼虫に対する抵抗性。 来年の試験栽培を目指しているがこの虫は、有機塩素系、有機リン系、カーバメート系と次々に耐性を獲得、作物のローテーションでの抑圧にも適応して、極めて厄介な害虫になっている。 それだけに、抵抗性を持ちやすいとみられているが、この虫に対する毒素を組み込んだトウモロコシはそれでも有力な解決策であるといわれている。
  4.      ノヴァルティスが開発を進めようとしている抗生物質に代わるマーカーの話が。 これは、マンノースリン酸異性化酵素という遺伝子をもちいるもので、これまでの抗生物質耐性遺伝子とは異なる。 マンノースは通常のタイプの細胞では栄養源にできずマンノースのみの培地では成育できないが、この酵素があるとマンノースの異性化により栄養源となり成育可能になることで形質転換体を選抜できるというもの。 例によってグリーンピースらはこの改良はたいしたことではなく、遺伝子の水平移動の懸念や環境問題に答えていないというが、かれらこそ、伝統育種の”遺伝子ばら撒き”や核廃棄物や化学物質の変異原性などの問題すらまともに答えておらず、またGMだけにリスクがあるがごとき同じ議論の繰り返しが。 とにかく、食糧があまっている現状では致し方ないかもしれないが。

 

ブラジル: 既存のリスクでGMどころかー相変わらずの口蹄疫被害。

アルゼンチン:口蹄疫を理由にア産牛肉を輸入禁止にした中国を懐柔するために話し合い。

ニュージーランド。 きわめて短いコメントだが過剰なGM広報は、却って農家のGM離れを起こす、というリンカーン大学の研究結果。その理由は、過剰なリスクばかり聞かされているため農家はGMのメリットには関心がなく市場がどう動くかに関心があることらしい。ー要するに科学でも真実でもない、観念的なものというわけだ。

タイ: 農家400名が、多様性が失われる、長期安全性未確認として、反GMコメ宣言ーどうやら後段のアフリカと対象的に。ータイは農産物の輸出に積極的でその関係があろう。 しかし、東南アジア地域の農薬使用量はすごい。いまだにDDTを使ってるところがあり、穀物のアフラトキシン汚染とともに日本の食糧関係者のなかには懸念を持っている人も多い。 でもグリーンピースがGM使うぐらいならどんなに有害な農薬でも既存の生物でも安全と言明したから何も恐れる必要はない。 長期安全性が危険とわかっているほうが安全というすばらしい論法。 口先で農薬問題の懸念を解決するなんて、GPは人々を安心させる天才でなかなかたのもしい。 


ナイジェリア:昨日の農業大臣の「アフリカはレクチャーではなくGMクロップが必要」発言をロイターがカバー。

9月13日 (9月 13 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. BASFとダウ・アグロサイエンスが、除草剤耐性コーンのライセシングで合意。
  2. GMを巡るTV討論の記録が公開される。グリックマンも場外から参入。司会者がなかなか鋭く、かなり面白い。Transcript for "Twists in the Genetic Revolution"  Interview with Secretary Dan Glickman Panel Discussion with Henry Miller, Steven Drucker and Dr. Roger Wyse Digital West Show #131 Aired on KQED "public" TV September 8, 2000
  3. 農民と消費者との板挟みで、ほとほと困っている食品製造業界。ー気持ちわかるなー。 騒がれたら困るし、といって特にGMに問題が本当にあるようには見えないし。でも食卓で、それはウンコのシッコの病気になるのといわれたら食べる気しないよなーというわけで消費者の気持ちもわかるし。

英国。

  1.   「GM批判はナチだ!業界はもっと毅然としろ!」と切れまくった人が出て、フレンド・オブ・アースが「もっと理性的に討論しようよ」と、いつもとは逆の展開に・・・当HPで言ってるようなことを言う人が現れたというわけーGPこそグリーン・ポリューション参照ー当HPのMasterは高校生の時、ヒトラーの生い立ちから自殺までの歴史を調べたことがあるけど、ヒトラーとて当初はやはり、自分のことはさておく”理想主義”で”科学的”に子孫のことまで考え預言者気取りですばらしい演説をして(よく考えると根拠薄弱で論理は矛盾して全然科学的でないのだが)大衆の当時の鬱積した深層心理やプライドあるいはコンプレックスや不安を巧みにくすぐり、国民的信頼を集めなんと合法的に”全権委任法”を可決させ、”民主的”かつ”合法的”に民主主義を停止し、あとはご存知のとおり。 まずGMを諸悪の根源と一見”科学的”に位置付けそれも将来に出るんだと預言者ぶったこといえば、通常育種の姿をしらない民衆はすぐには判断できない。そして、そのうちどこかがGM禁止を”合法的”に可決したあとコンタミだとか、核より悪いとか本質的でない事実でもない(単なる想像の羅列に近い)ことで”告発”し、やがて民衆は食や環境の真の安全やGMが本当に悪なのかの判断がつかないまま特定の方向に駆り立てられる、というところが、若かりしころのヒトラーの思想行動傾向に似ているといえば似ているかも。 
  2.   B型肝炎ワクチントマトに関するガーディアンの投書欄には、ちゃんと両論併記するとこがいやらしいが、すでに批判がーでも当然だろう。よいことを悪く解釈する専門の人を英語でREDUCTIONISTという。日本人にもいるのでこれは世界共通だろう。
  3.   GMと途上国を巡るフィナンシャル・タイムズの大論文が出される。 笹川財団の名前が出てくるのに、ちょっと驚いたがよく考えると当然。 でも気になるのは笹川がGMをサポートすれば(笹川としては手を染めたい?)批判されるぞと米国の消費者団体に事実上”脅されて”いることである。 "Divided over a diet for the poor: SCIENCE MALNUTRITION"  Michela Wrong Financial Times (London) September 8, 2000 ー少々GMに対してシニカルだが、伝統育種によるトウモロコシ(Maize)の品種が急に脚光を浴びたことをかいている。、ところが実はなぜ栄養価が高いか育種されてから40年が経過してもはっきりしたことがわかっていない。 これがGMだったら絶対に安全審査はとおらないぐらい不明点が多いので、我々、当HP担当者も研究している。 この”細胞機能不全”を含む突然変異形質のトウモロコシの出現は1950年代の核実験放射線と関係あるかも。ーSA
  4.   農薬への長期的曝露が脳障害を起こすぞとBBCーこれもGPによればやめればすぐ戻るからOK?ーじゃいつやめるのさ?  それとも農薬は我々の世代で脳障害をおこすから安全なんだね。 GPって本当に人々を安心させる天才だよね。

ナイジェリア: アフリカにはGMが必要と、ナイジェリアの農務大臣が語るー先進国の間違った扇動を受けたグループの”授業”じゃなくて真に食糧生産を向上させなくてはならないと力説ー African nations need access to genetically modified crops to boost food production, not lectures from ``misguided'' groups in more developed countries about the possible perils of the new generation of seeds,ー当たり前でしょう。 核と育種の区別もつかない授業をいくら聞いても腹は満たぬ。   

インドネシア:GM反対運動の萌芽が?

ホンコン: GPの分析でマックやKFCなどの製品からRRSが検出されて、中国本土の規制の関係から否定に躍起の当該企業ーまた、マッチポンプ。

 

9月12日   (9月 12 8   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1. アリゾナ大学の法律学者による意を尽くしたGM予防原則批判が提出される。経済的問題と仮想リスクに拘泥することの無意味さを力説しているが、 日本でも同じことを繰り返すばかりで情報の新味と柔軟性を欠く一部の反対派は必読。 ーこのGM騒動のつけは結局消費者、大衆へ。 当のMonsanto始めバイテク巨人は、GPのお墨付きまでついて農薬部門の売上が倍増?  世界的にはリスク・ベネフィットのバランスへと動いているGM。もはやとめることはできない。 どう使うかの知恵の問題である。 あの反GM色彩の濃いガ-ディアン誌ですら、プラス、マイナスやGMの評価に関するしっかりした情報を集めたサイトを作って、状況を見守っている(文字通り、ガ―ディアン役)=日本のマスコミも必見− by SA
  2. このところ揺らいでいる食品安全性に関する総論的記事で、生産者レベルで衛生と防疫に取り組まなければ、単なる流通段階での検査ではやりきれないという当たり前の基本について分かりやすく解説しているー2000 Associated PressーOn the Net: USDA's Food Safety and Inspection Service: http://www.fsis.usda.gov  FDA: http://www.fda.gov  
  3. マックの「鶏ちゃんに優しく」。完全に消費者への受け狙いーMcdonald's Shows Market Clout in Animal Treatment Guidelines
  4. 抗酸化物質のリコぺン含有量を倍加させたGMトマトが発表される。New tomato has more antioxidant, longer shelf life ー酵母由来の遺伝子をトマトに導入して登熟を遅らせ、抗酸化物質であるLycopeneを多く作らせるもので、健康にもよいということである。

英国。

  1. 虫歯予防GMリンゴあるいはイチゴ。ーBulletとよばれ、食べることにより歯の表面をコートし虫歯菌を寄せ付けず虫歯予防できるというもの。

  2. B型肝炎ワクチンの遺伝子を組みこんだGM果物でB型肝炎の予防と治療をーVaccine in GM fruit could wipe out hepatitis B

  3. 相変わらずの狂牛病が。

ケニヤ:ケニヤ大統領からクリントンへの手紙。GM導入に失敗は許されないと、協力を要請。 しかし、世論は割れてる。

中国は世界第4番目のGM生産大国になったと報道:米国ーアルゼンチンーカナダー中国となる。

ブラジル:依然口蹄疫の脅威、しかし、ワクチン使用は国際ルール上不利ととりあえず自力で撲滅の方針。

9月8日   (9月    5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1. 「RRSは反収下がる」でお騒がせのベンブルック氏の講演録が出版。何故GMは農家?や消費者の支持を得られないのか、どうすれば彼らの心を変えられるか、というタイトルで、アブストラクトしか見てないが、極めてまともそうな感じ。ー毎日新聞さんフォローしないのですか?
  2. 「小鳥が減る」説の環境メディア報道。ヒステリックに扱うかと思ったら、意外にも沈着冷静。ーさすが欧米ーもうこれ以上”オオカミが来た:イソップのオオカミ少年”はいらない? 第二次大戦で日本が欧米の一つの見方にながされて大失敗したように、欧米というところは多くの議論が渦巻くところ。 聞こえてくるのだけつまみ食いしたらとんでもない目にあうのが日本の教訓のはず。 さる、中央大学の著名な先生もそういっていた。ーSA
  3. マックの「鶏ちゃんを優しく扱え」リクエストの波紋は続く。考えるに、欧米の動物愛護志向は、最近ちょっと行き過ぎだ。 飼い主が病にたおれても”ネズミの世話をしろ”の判決で有名な英国を代表として。 米国でも、ネコが木に登って降りれなくなるとはしご車が出動する。
  4. モンサントのグローバル・プロパガンダ作戦の内部文書が英国でリークし、メディアにすっぱ抜かれる。これに対する同社のリリースがだされているーGM憎しかモンサント憎しか、それとも坊主が憎けりゃ袈裟まで憎いか。

英国及びフランス。

  1. バナナ、牛ホルモン制裁関税にシラクは砲艦外交と怒り、カシミアが気になるブレアも困る。私個人的には、ルイ・ヴィトン200%課税なんか、やれ、やれーだけど。
  2. 遺伝子検査で狂牛病予防撲滅を計る英国ーそんな問題の近代的手法まで出さないと畜産の衛生、防疫が保てない?
  3. 燃料価格高騰に米国農家も苦しんでいるが、フランスでも燃料価格高騰、高額課税もあり農民や輸送業界が怒り出し、政府に対して不穏な動き。ーGPがGMは化学物質より悪しと脱石油にブレーキをかけた方針転向と石油資本とは関係があるのでは? 

役者が揃ってる英国。

  1. GMは化学薬品や核廃棄物汚染より悪い!とGM裁判でGP専務が陳述。ー>あきれた方針転換
  2. GMサポーターのアン王女、依然頑張る。ーさすが英国の象徴ーしっかりした明快な英語の原文でした。ーチャールズさんがんばってね。
  3. ハロッズのオーナー、スコットランド在エジプト人のファイド氏のGMナタネコンタミ事件の訴訟ーどこにも実態のある環境、健康被害は存在しないと評され、結局GMの安全を証明?

ケニヤ: モンサントVS.GP、アフリカ戦線ー例のごとく途上国を見下したような論調ー彼らのニーズや実態より自分たちのイデオロギーが大事と傍若無人の論調ーここでも核や化学物質のほうがましとやるつもりか。

9月7日   (9月   5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. アイオワ大学のBT殺蝶論文に対するゲルフ大学及びコーネル大学研究者からのしっかりした反論がだされるーようするにあまりにもいいたい結論に対して”拙作”ということ。
  2. 同じくイリノイ大学研究者も、批判的見解。
  3. アイオワ大学が実施した同州生産者に対するGMに関するポールの結果が公表された。なかなか興味深いものがある。 大きな問題はGMの安全性ではなく少数の大企業の独占を懸念するという。 その一方で広範囲にわたる農薬散布が激減するとともに、病害が減っていると評している。 また、BTコーンは通常の育種品と何ら変わらないという見解である。
  4. バナナ、ホルモン牛対EU制裁品目見直しが大詰めに。英国などは戦々恐々。
  5. ポーク業界は、口蹄疫で困っているアルゼンチンへの輸出に向けて交渉。

EU。

  1. GMに対する意見がまとまらない域内農相会議の話題が続く。
  2. 英国豚コレラによる禁輸措置を、エセックス州全体から発生地区に限定し、緩和することを検討。
  3. 英国:相次ぐ食品事故に、急遽新設された食品安全庁の長官が”抱負”を語る。

 

9月6日   (9月  5  1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1.   ネーチャー誌による米国内のGM消費者受け入れに関するポールの詳細分析が発表された。農水省コンセンサス会議担当の方、必読。。この中で、意見は、是非に関しては中間が少なく2極化し固定化する傾向があることと、原子力と重ねて考える傾向がる。しかし、バイテクそのものは何らかの有用性があると考えているひとは多いという結果がしるされている。この分析に用いたアンケートは設問がよく考えれており、単なる”危険と思いますかどうですか”という誘導型ではなく他の回答と組みあわせ詳細な分析を行っている点である。 
  2.   BTコーンには、強力な発ガン性のマイコトキシン削減の副次的効果ありとするアイオワ州立大の研究が公表される。ーBTコーンのこの種のメリットについてこれで去年から少なくとも3つの報告がでたことになる。BTトウモロコシは健康食品参照(過去の分)
  3.   米国内の牛肉の安全性確保に不安が高まり、USDAの検査方法に対する疑問も。
  4. そのせいかどうか、マックは国内産牛肉使用を再考、オーストラリアにチャンスが。しかし、別の記事では、オーストラリアは日本の牛肉市場参入に失敗とある。

EU。

EUコミッション内部でも、GMの扱いについて意見が分裂。やっぱりここでもフランスは「過剰防衛的」とされ、浮いているらしい。最後のフィッシュラー農相のコメント読むと、米国の(ホルモン牛に対する)WTO報復制裁のかれらに現実のリスクについて本気で考えさせる意味で案外意味がある?ーあとにも述べるが、フランスで農作物にカビの害がでたり、狂牛病がでたりで予防原則で真っ先に禁止すべきはGMでもホルモンでもない”フランス製農産物”ということになる。

英国。

  1. GPによるGM圃場打ち壊し裁判の第2審、GP側はPR目的だけで犯罪の意志なしと主張。様々なメディアがカバーしていて、結構盛り上がっているらしいーPRならば法律を破ってもいいとはね。 でも近代法体系のなかには”私刑(リンチ)”の禁止というのがあるはず。 他人への制裁として独善による”解決ゾロ”的手段を講じてはいけないはず。

  2. 豚コレラ、ああ豚コレラ、豚コレラ・・・でパニックの今日この頃。

フランス: こっちでも、緑の党や急進派農民によるGMなたね圃場打ち壊し裁判始まる。

イスラエル: ヘブライ大学研究者の対干魃性、耐塩性GMポプラ研究、他の果樹やトマトへの応用の可能性も示唆。GM技術は、劣悪な環境下で、植物を守るために利用されるかもしれないから、巨大な可能性を持つと主張ー途上国50億の希望の代弁。 よく考えると、現在の先進国はもうこれ以上新テクノロジーがいらないぐらい肥沃で農業に適した地を占拠している。 これが一つは産業、経済の基本:日本もこの周辺の島々に比べりゃ格段にいい農業条件に水稲という切り札がある。 それに比して生活水準向上に遅れをとる国々は劣悪な環境のところが多いのを忘れてはいけない。

 

9月5日 9月5日 9月4日 9月1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1. ちょっと長いが必読。GM(BT)コーンに関しての、米国生産者業界の論説で「健康問題でも環境問題でもなく、全くの経済問題」と論評。-当たってるね。 経済的とは、要するに同じものでも品質がよくなくてもいいから、とにかく”買い手”がつき”高く”売れればよいという意味。
  2. オーストラリア・ニュージーランドのGM表示は、貿易には大した影響を与えないだろうとのトレード・アドバイザーの観測が出される。
  3. コメを品種別に表示して販売せよ、というカリフォルニア州法は、GMコメ導入に不利に働くと業界が懸念ーただし、この品種別の表示販売は、目的が重要で、日本では当たり前。 一方でたとえば、枝豆はじめ豆類、麦類などには品種別の表示・販売はほとんどない。 牛乳や肉類も同様。 魚介類にいたっては、”シシャモ”や”赤魚”など”偽名、仮名”が多い。 農業習慣や食習慣と密接に関係があり、みだりに法律で規制する問題ではないであろう。
  4. 一部地域では、大豆にカビの被害。下のフランスの場合も同じだが、今年は世界的に生産量は豊作予想、しかし品質面で様々な懸念があり、輸入業者としては難しい局面になりそうーGMよりよっぽど重要な問題。 金と手間ひまかけるならこれだ。 無害に等しいGMのクロスポリネーションなんかよりこのような病気の国内侵入は、以下の豚コレラや口蹄疫とともによっぽど大変。 

英国: 依然原因が突き止められないらしい豚コレラ蔓延に苦しむー近代防除技術を拒否し衛生観念が後退しつあるのでは?

フランス: 豊作なれど低品質という今年の作柄ーということは、カビ毒はじめ健康に害のある物質も生成している可能性ー早速、予防原則でフランスの農作物の輸入をストップしなきゃ。

南米: メルコスール4ケ国(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ及びパラフアイ)は、協力して口蹄疫対策に取り組む。ー途上国は元気がいいね。 実質的な、現実リスクの問題に一致団結することはいいことだ。

中国: 技術革新により将来的にも穀物自給は可能と「中国日報」ーバイテク大国をめざす

インド: 政府は大貧民100万人に対し、小麦とコメの無償提供を計画。

韓国: 口蹄疫懸念がぶり返す。9月1日付第59報まで出してる農水省さん、日本は大丈夫?

9月4日9月4日 9月1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

 

英国:

  1.      「小鳥が減った」事件、日本では、例によって毎日と日農がカバーしただけ(先週末時点)だが、英国ではタイムズ、BBC、インディペンダント、ガーディアンと揃い踏み!ーところでこの小鳥が減った事件は事実ですが、農業上の重要な問題が凝縮されている。それは、農業自体は自然環境を破壊するということである。著者もGMが直接小鳥を減らしたのではなく、雑草を90%以上なくしたからであり、そしてGMによりそのように強力な除草剤耐性が導入されたことが間接的に問題だと指摘している(伝統育種による除草剤耐性参照)。 また、小鳥そのものが減ったのはそもそも、農業の拡大が主原因であるともいっている。 かれの立場は従って、GMそのものではなく、導入された除草剤耐性の遺伝子により作物が強力な除草剤にたえ、雑草が効率的に除去されればさらに危機に瀕することことにあると明言している。もっともなことである。すなわち、畑の小鳥を問題にする地域では使用しないのが望ましいということである。 しかし、一度の雑草駆除で充分であるぐらいこの除草剤は有効で農業生産を効率的にするメリットもあるのだから、だめだめという前に使い方を考えてみるのも手である。 、問題の”有用雑草”を除草後植えるとか除草のタイミングをずらすとか、農地のふちに有用雑草を積極的に植えるとか。  そもそも、日本でも畑のヒバリやモンシロチョウ、山のカブトムシやクワガタはどこにいったのでしょうか。 稲刈りのあと冬に麦を作らなくなっただけでヒバリはいなくなる。 農業とは、栽培するものやその管理、生産方法でGM以外の方法でも簡単に生態をかえてしまうのです。 要するに農業生態系というものを、単一原因に帰すのではなくもっと総合的に考えなくてはならないということを示しかつ、GM反対派は知恵を欠く事を示す論文として価値は高いと考えられます―以上SAによる解説。

  2.      この有様では、ヨーロッパのGM拒否は、ラジカルなもので、ちょっとやそっとでは治まらないという分析がだされるーじゃ、EUはGM使用をやめたらどう? それに人のところで使うのにあまりクレームつけてほしくないな。 ほかに、あなたたちが食べて、使ってるものには知らないところであなたたちの価値感に反することをしているのも結構あるよ。 たとえば、原子力発電の量が多い日本で作られた車や電気機械製品は買わないってどうしていわないの? GM以上に問題だと思うけど。 でも価値観ていろいろあるからね。 いつもヨーロッパが善ではないよ。 必要なところで技術は使えばいいんだから。 たとえば、飛行機がいくら便利がいいといっても大都会のどまんなかに大飛行場をつくることはしないでしょう。

  3. スコットランドのGM裁判後報。

米国。

  1. ましな両論のサイトを紹介したコロラド大学の先生によるHPーTransgenic Crops: An Introduction and Resource Guide. 必見:当HPも見習うべしーといっても見る側が冷静になってきたからそういうことの価値が理解されるようになったということもある。 やはり、物事の基本は是々非々でしょう。例えば小鳥が減ったというがえさがなくなれば当然で、それが問題になるところでは強力な除草剤耐性は用いなければ言いわけで、一方で必要なところもあるわけだからそれがゆえにGM技術自体がだめという意味にはならないという柔軟さが必要。
  2. 特許を巡る係争で、今度はモンサントアがヴェンティスに敗訴。
  3. モンサントBTコットンに、エコジーン社のBTトキシンが使用されている。
  4. コーヒーのカフェインを作る遺伝子が特定され、味の良いカフェインレスコーヒー製造が可能に。結構多くのメディアがカバーしている記事。
  5. 有機が大ブレークするとの予想。

ブラジル: 2000頭の家畜が怪死!

インド: 「小鳥が減った」事件報道ー小鳥の減った事実とと農業現場との関連を簡潔にヒステリックでなくうまく記事にしているー毎日新聞あたりは大いに参考にすべし。

日本: 横浜FAOのジャパンタイムズ報道で日本の高官はバイオに慎重な発言:しかしEU高官以上に懸念の確認が長期に必要とGM単独技術論というよりそれだけのことを人事みたいに個性なき陳述。 

 

9月1日 9月1日  8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

EC

欧州委員会は遺伝子操作食品は安全と認めその禁止を解除する9月1日、2000年

FAO:横浜で開催された会議で、FAOの長官が、バイオテクノロジーは世界の飢餓を救うと力説。

米国。

  1. 除草剤耐性作物は、餌にしている雑草を減らすから小鳥にとって有害かも、という説が、9月1日に公表されるーーまた畑は動物園ですか。 人が飢えても農家が困っても雑草が大事? 研究結果をすぐ有害に結びつける態度に農家や消費者は怒るべきである。
  2. すかさずBIO(米国バイオ工業協会)が、これに反論
  3. 大豆を害する中国渡来のアブラムシは、将来的にも深刻な被害があるかもという説とたいしたことにはならないだろうという説の両論併記ー従来リスクの従来型拡大の好例ーGMのリスクよりはるかに確実。
  4. USDAは、口蹄疫被害調査のために検査官を、アルゼンチンに派遣。ーGM議論なんかしてる暇があるものかとUSDA?

南米。

  1. 口蹄疫被害にも拘わらず、南米諸国からの牛肉輸出は減っていないという発表
  2. ブラジル:主産地でにおける7年ぶりの口蹄疫発生の原因究明にあれこれ悩むブラジル。
  3. 米国からは、牛肉の輸出拡大を実行するためには、口蹄疫の有無を明確にしろと迫られる。ーEUからはGMの有無、米国からは病気の有無ー農業生産やーめた?

 

英国

  1. GM作物の動物飼料への使用を巡るガーディアンの記事。
  2. 同じくガーディアンから、ワクチン入りGMトマトの記事。
  3. 地方評議会のGM作付け禁止の法廷闘争は敗訴とBBC。
  4. 補助金で海外の原料を購入すると、GM作物ベースのスコッチウイスキーになってしまうかも?ーでなにが悪い? 酔い心地? それとも組み換えられたスーパーパワー?
  5. 潜在的な狂牛病の懸念に曝される英国。ー 新技術は拒否されるし従来リスクは減るどころか拡大するし、そのうち日本に飛び火?

オーストラリア。

GMの環境影響調査計画ー農業が地球の歴史上で最大の環境破壊の一つであることは常識。 それに加わるGMのリスクとはいかに。 畑は動植物園ではないことを再確認したいようだ。

8月25日(8月 25 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)


米国: 

  1. BT蝶のCNN報道ーGreen Peaceとトウモロコシ栽培協会が対立。 BT花粉だけをとればBT剤をまいたのと同じで蝶の幼虫が死ぬのは当たり前。 問題は、農薬をまく普通のトウモロコシ畑の中が蝶の主要繁殖地かどうか。しかも20%しか死んでないじゃないか。 こんなばかげた議論はいい加減止めてもらいたいね。 ”農薬”を含んでることがわかってるBTトウモロコシの花粉”をまいて虫が死んだことがそんなに新発見かーアイオア大の昆虫学者の感覚を疑うコメントもある。ーほんとの農薬まいてはるかに多数の蝶が死んだほうが生態系や環境保全になるという結論を導きかねないばかげた議論。ーGPなど反対派の意図はなんでもいいからBTだけがよくない印象を与え(だから、普通のトウモロコシ栽培での農薬使用と比較しないといわれても仕方ないだろう)、嘘でもでたらめでもなんでもとりあえずストップさせる意図が丸見え。  毎年一回こういうのをだして試験を要求しつづければ、永遠にストップできる?選挙前に何とか疑惑を新聞に大々的にだして落選を図る行為とどこがちがう?
  2. 豊作予想の米国大豆だが、中西部では収穫期を控えて新たな病虫害懸念が。
  3. 害虫抵抗性コーンのライセンスを巡る係争でモンサントがパイオニア・デュポンに勝訴。P・Dは控訴を検討。

南米

  1. ブラジル:遂に口蹄疫はブラジルに飛び火。対米向け輸出が影響を受けないかと戦々恐々。
  2. アルゼンチン:口蹄疫で、それとなくパラグアイを非難?


英国

  1. 豚コレラで、政府は農民救済を検討。
  2. GM試験圃場への政府ゴーサインに対するBBC他の報道。ーGPが無許可試験だと主張するのに対して政府は通常の農業上の試験行為であり許可は必要ないと一蹴。 ーーGPが、政府が非合法にやったとして試験圃場破壊行為に出るかどうかが注目される
  3. BT蝶のBBC報道。EPAがこの実験のレビューを検討していることなど周辺取材。さすが英国国営放送、毎日新聞に比べると、取材がすこし充実している?

フランス:農業大臣が狂牛病懸念を表明。


オーストラリア:

  1. タスマニア州のGM禁止令は憲法違反だから、裁判すれば勝てるとアヴェンティスの子会社。
  2. 普通の農作物の方が、GMよりはるかに危険と、上院委員会。 ー当HPの盟友出現ー知らないのはGMが有毒と教え込まれた消費者のみ。だから、すべての農産品に安全審査が必要 GM vegetables are safer, expert says By GEOFF STRONG Friday 25 August 2000


FAO(日本)関係: FAOが遺伝資源の特許はけしからぬから、取り上げて再配分することを検討中と、日本の政府高官が言った、という内容?共同電だが事実関係不明ー帰化植物天国で遺伝資源の保存にうとくしかも争奪に遅れをとった日本のことそういっても不思議はない。

8月24日(8月 24 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

8月22日のBT花粉による蝶幼虫への影響の論文です http://link.springer.de/link/service/journals/00442/contents/00/00502/paper/s004420000502ch000.html 

 また、この実験における結論のとり方の問題はここに述べてあります

「BT蝶」に関し、「日経バイオテク」以外では、昨23日付毎日新聞の夕刊がカバーしました。「遺伝子組み換えトウモロコシ、屋外でも・・・チョウの幼虫2割死ぬ(シカゴ22日時事)」という黒枠囲み記事。内容はタイトルから推して知るべし、であります。

米国。


WORLD VIEW REPORT
August 23, 2000

「BT蝶」事件、感情的若しくは表面を撫でただけの一般紙と異なり、さすが農業紙だけにやや突っ込んだ分析がなされている。必読ですが翻訳・解説が間に合いません!ー現実問題として米国のオオカバマダラ蝶は30%増えているし、いろんな要因がありBT-コーンの作付けとの相関は難しい。 Iowaではトウモロコシの開花と幼虫の時期が一致するというが、トウモロコシ畑の中やごく近傍でどれぐらいが生息するのか、通常の農薬処方での栽培ではどうかなど大事なデータ―が抜け落ちているこは確かである。反論参照  考慮すべきこと その他

マクドナルドは、チキンの納入先に鶏ちゃんをもっと優しく扱えと要求。EUの悪影響か、動物愛護勢力の台頭に配慮しての行動らしい

ブラジル: 大豆のエストロゲン(イソフラボン)が、閉経期の女性の症状を緩和するとかいう研究。貶されたり、誉められたり、毀誉褒貶の激しい大豆ちゃんー要するに毒も薬も紙一重

アルゼンチン:主にヨーロッパ向けの有機農産物(野菜中心)輸出が急増中。有機といえば、NHK地球法廷の「食料の安全性と環境全般に関する討論」の方の704及び705スレッドに、「生類憐れみの令以来の悪法」とも巷間言われている農水省有機認証制度に対する有機農家からの切実な批判がある―日本では反GMOのみこしの大合唱で成立した経緯があり、いずれ曲がり角に。

英国: 環境保護団体からの反対を浴びつつ、GMなたねの試験栽培が来月からスタート。

ギリシャ: GMダイズを使ったとして大豆工場占拠のGPども、逮捕される。当然だあ。

オーストラリア: アヴェンティスの試験圃場ガイドライン違反事件続報。違反がボロボロ見つかって、あのよろず生真面目だったアグレボさんからは、ちょっと考えられない事態ーこれはいけませんね。

科学者がGMなたねに関し、カナダは既に雑草への除草剤耐性移行が起きており、我が国での開発推進は、その当たりの周辺事情をきちんと確認してからの方がいいよ、と警告。しかし、GMに関しリスクの総量はゼロではないが、限りなくゼロに近いものだと付言ーただし除草剤耐性作物は突然変異処理による伝統手法が主流でこれらにはすでに耐性雑草が出現していることはだいぶ前から知られている。 従って、GM特有の現象ではないことに留意する必要がある。 この点は当HPのWEB-MASTERも今年8月2日に鹿児島で講演した

 

8月23日  (8月 23 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. BTコーン殺蝶事件の報道は大いに加熱気味だ。オオカバマダラは、バンビのような国民的アイドルだそうだから、フランケンシュタインに襲われる美女若しくはストーキングされたアイドル美少女みたいな扱いになるようだ。NYタイムズ、ワシントン・ポスト、ABCなど ータバコの煙で虫が死ぬかどうかを屋外で試したような実験。 対照のトウモロコシ畑には農薬をちゃんとかけるべきである。 トウモロコシの開花まで幼虫の命がもたないことは明らか。ー小学生の夏休みの自由研究でもそれぐらいのこと考えるよね。
  2. ロイターの後報。この実験の解釈をめぐり、コーン生産者業界とGPが対立ー昨日(8月22日)のヘーダ―と報告参照
  3. そのGPアメリカのプレス・リリースが。 内容は推して知るべしー何の新味もなし
  4. 話題変わって、18日のモンサトデモ。殆ど報道されなかったが、150人しか集まらなかったらしい。
  5. GM表示に関するNYタイムズ評論。消費者が望むなら表示すべきの方向ーただし、環境テロリストに利用さることが問題。
  6. ホルモン牛、バナナの対EU制裁見直し(品目更新)の遅れで、農業グループがクリントン政権に不満。
  7. 化学薬品が多量に残留する牛肉の食品使用規制をUSDAが検討中。

日本。

  1. アイオア大のBT蝶の報道、米国の加熱ぶりに比べ、時事通信はこれだけ。しかし、このタイトルは?燐翅目の蝶が死ぬのは、当たり前。 農薬とどちらがいいか問われるべきだ。
  2. 厚生省さんの第2回Codex連絡協議会(9月1日)傍聴案内がリリース、ちょっと期間が短すぎる?

EU/

  1. 英国:豚コレラ検査の終わった地域から輸出禁止が解除される方向で、英国農家は愁眉を開く。しかし、アジアから違法に輸入されたイノシシが原因だと、他国の原潜がぶつかった事故、みたいなことを言ってる。
  2. ギリシャ: さらに、GM大豆を使ったとして、搾油工場をブロックするGP。
  3. ドイツ: (GMのような)技術革新を使えば、現在の世界耕地面積で現在の2倍の100億人まで養えると学者。

中国:

  1. やはり最近の農産物低価格傾向は、中国の輸入増を招く。
  2. コメの品種をMIXして蒔けば、耐病性と収量向上

8月22日  (8月 22 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

BTコーン殺蝶事件が復活の兆し! フィールドでもやっぱり有害とアイオワ大学。 掲載されたOecologia誌は、有料会員制で記事は読めない。 いったい何人のイソップのオオカミ少年がいるのか! 昆虫学者よ、農業の現場にいって昆虫の数を数えて研究すべきである。 BIOは、すかさず反論のリリースを出す。下記は、本件に係わる今までの主要論文を集めたHP。

http://www.biotech-info.net/butterflies_btcorn.html 

今朝のNews Wireを書いてるうちに「BTコーン殺蝶事件」ぶり返し報道は、AP、ロイターと続々増殖ー何度同じネタで騒ぐんだ?

政府機関を中心に、フィールドでは問題無しという研究結果が大半だったが、それらに真っ向対立する研究結果であるがやはり、去年の蒸し返しでありトウモロコシを栽培する基本的農業的リスクを無視する昆虫専門学者の視野狭窄(他の要素と受ける恩恵を考えない真空状態での議論)との批判も。 米国トウモロコシ栽培協会の声明は的をえており必読

カナダ: GM飼料使用のビーフを懸念する生産者に、心配ないよと業界。

アルゼンチン: 依然、口蹄疫の問題でもちきり。

英国: プシュタイ事件のリソース・リスト。 上のトウモロコシの件同様、何回も同じネタを使わざるおえない反対派の悲しさ。

http://www.foodbiotech.org/news-article.cfm?newsid=550 

蜘蛛の糸を作る蛋白を羊のミルクに入れる研究。繊維質がケプラーなどより強力らしく防弾チョッキやら、繊維食物用途にも。

動物愛護協会がGM実験動物増大に警告ーネズミ残りて人類は病めだと?

ドイツ:地球の飢餓を救うためには、やはりハイテク農業が必要論。

デンマーク:環境大臣のGM禁止令は、世紀の大誤報だった!ごめんなさい記事。

FAOはGM食品論争に高い関心。

 

8月21日 (8月 21 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

英国:  GMに使われる実験動物が増加とインディペンダント紙。 さらに同紙は、豚コレラの拡大で英国農業は危機的状況と報道ー明日を憂えて今日に死す典型。 うかれてテレビの前でGMやホルモンの空想リスクにこぶしを振り上げている間に裏の火山が噴火?

ベルギー: 英国からの豚コレラ防疫に必死ー予防原則?ーほかの食品汚染もあり日本も早くこちらに対応して、EUからのすべての食品をとりあえず輸入禁止にしなくちゃ。

ブラジル: 農務省高官はGM擁護、禁止派の法務省と扇動者を非難。ー食糧生産をになっている者の代表として当然だー反対、禁止を叫ぶのは誰でも出来るーGM擁護かどうかの問題ではない。食糧問題で新技術の助けがいるか要らないかの議論だ。

オーストラリア:Non−GMビジネスで、貿易上優位にー世界貿易においてGM圏と非GM圏が形成しそうー食糧供給において将来どちらが勝つか。

医療用途でのGM受け入れは好調。世論調査は設問の立て方に左右されるとーマスコミの罪は大きい

インド: 人口増大に悩むインドにとってGMは必要な技術ー今や中国を抜く勢いの人口、7億をかかえ将来の食糧供給を見据えれば当然だ。 

タイ: タイは、GM輸入規制の一部を緩める。ーそろそろ様子見?ー反対派の言ってることを少しは天秤にかけだした?

ホンコン: マックとケンタッキーフライドチキンのハンバーガーからRRSが検出され、KFCは直ぐ対策を約したが、マックは突っ張ったため反対派からのデモを受ける。ー安全なものを証拠なしに危険だというにはこれしかない。 派手なデモをすれば巨万の民が支持する真実のようにみえるのはいずこの国も同じ。

 

8月18日 (8月 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. 米国の規制強化案といってもGM商業化に当たり従来ガイドラインであった規制当局との事前協議が義務化されるが、義務表示にはならず、任意表示のガイドラインが示される方向。いくら「商品選択のため」だと強弁しても表示が義務化された瞬間、「やっぱり危険なのね」と感じてしまった消費者が多い日本の故事に学ぶ、か?ー偏った情報と扇動の恐ろしさは古今を問わず。 公的表示の前提は情報のバランス
  2.    Non−GMO欲しけりゃ金払えと輸出業界。「GMOの沙汰も金次第」。結局こうなる。だだっ子みたいなEUに比べ、IPに活路を見いだした日本は賢かったと書いてはあるが、「フツー」な「ただ」の大豆にプレミアム払えば、価格低迷ノ今時、そりゃ売り手は誉めてくれるわな。一時より減ったが、相変わらずゼロフリーを輸入者が保証しろと言う無茶苦茶な客も居て、商社は困っている。この事態が(省益はともかく?)本当に(国民の)国益に叶っているのか、ー反GMO狂騒曲のパーティーのつけは結局消費者へ。GPなど舞台のヒーローはギャラの要求は当然。 今後も踊ってくれるそうです。 ただし有料だよ。 勝手に踊っておいて見ていない人も払わなきゃならないんだからとんでもない話。

カナダ: 首相がGM反対論者から顔面パイ攻撃を受けた)カナダはこのところメロメロ。このポールもなかなかすごい結果だが、このニュース良く読むと有機・健康食品陣営からの仕掛けっぽい

ブラジル: パラグアイから発生しアルゼンチンに飛び火した口蹄疫、アルゼンチンは対策をよくやってるよ、とブラジル。

日本

  1. NHK地球法廷、「遺伝子組み換えに関する討論」の方の日米大豆農家の主張(No.681〜683)が面白い。   http://www.nhk.or.jp/forum/food/food.htm 
  2. その地球法廷を「机上の空論」「洗脳能力競争」と切り捨ててる路傍のケミスト、グレガリナ(かなりの論客)って何者?ー実は当HPにも挑んできたがなかなかのもの、必見に値する http://members.tripod.co.jp/gregarina/ 

 

8月17日 (8月 18 17 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1.   米国でもGM検証法の特効薬は見つからず、最後はUSDA/GIPSA頼み。SDIとマハリシ系統(ICS)のGENETIC IDがELISAとPCRで紹介されているが日本での偽検出事件で新聞を騒がせたこともあり果たして信用できるのかーいったい高感度に検出して何になるんでしょうねーダイオキシンかPCBでも検出表示したほうが役に立つと思うけどね。
  2.   健康雑誌でGM食品は安全と科学者、懐疑的な有機推進派との両論併記ー有機こそ十分に安全性の実証されていないものであることを銘記すべき。 例えば多くの化学物質の未知の複合効果をもつ木酢液や環境や生態系に影響不明の天敵利用などや農家によって異なる品質管理など。
  3.   同じ健康雑誌が、BTコーンは蝶に無害。
  4.   RR小麦の研究は進むが、今、誰が買うのか?と。
  5.   大豆食品に健康危害の懸念の別報道。割に整理されている。今後、更に論争になるかもーダイズは”有毒植物”であることを忘れてはいけないー適切な調理と加工、摂取が不可欠。
  6.   中国原産の害虫大豆アブラムシが、初めて米国で発見されるー既存リスクのインパクトの大きさは計り知れない。
  7.   土中細菌はDNAの宝庫、「土は金なり?」。
  8.   USDAの英国ポーク禁輸。カナダもフォロー。
  9.   バイオマス関連は好調ー自動車燃料用はじめ各種化学合成原料としての穀物を作付けーGMのさらなる出番
  10.   ADMが対ブラジルエタノール輸出を計画。

ブラジル。

  1. ADMがエタノール輸出を計画のその背景に、ブラジル国内ではアルコールが高騰。
  2. アルゼンチンの口蹄疫で軍隊出動。 ところで、たしか昔、アルゼンチンからGM大豆を盗んできて植えちゃう農民を取り締まるために、やはり軍隊が国境警備に出たことがあったーGMダイズの人気はすごい。

中国。

  1. コメは単品種を作付けるよりも、品種を混ぜて栽培した方が、病虫害に強く反収も上がるとの研究が発表される。
  2. http://www.peopledaily.co.jp/j/2000/08/13/newfiles/a1050.html  上海に植物遺伝子研究センター設立との「人民日報」日本語版だが、同日の「人民日報」英語版には、雲南にヒトゲノム研究センター設立の記事しかない(これは日本語版にはない!)?ー人民日報」日本支社に問い合わせると、各国語版にはその国が興味がありそうな記事を選択掲載しているから、英語版と日本語版の内容は違うのだと説明。釈然としないので、更に商社に「人民日報」中国語版を、前後の日付含めて調べさせたが、なんと2本とも載っていない??ー現在、事実関係を北京に照会中。

 

8月16日 (8月 16 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1.   ニュークロップを控えての輸出業者のGMに対するポジション―GMOの分離を目指すが依然確実な方法は見つからないということは購入者が不確実なリスクのために多大の負担をしいられる?
  2.   その一方で米国の国内食品業界のスタンスは共通して楽観的ーそりゃそうでしょう―どこかの食中毒や疫病に比べりゃGMOのリスクなど皆無。 
  3. さらにそれを裏付ける、EUへの大豆輸出は減っとらんぞ、というニュース。
  4.   しかし、8月18日のセントルイス対モンサント抗議集会(既送)に続き、20日にはミネアポリス(たしかカーギル本社所在地)でGM抗議デモが予定されるーいずれにしても反対派は明確な根拠を欠くため常に空想リスクを声高にデモンストレーション行動をとらないと結束できない?
  5.   GMにまつわる現時点での、あらゆることを概観した記事、ややネガティブ・トーンかーKnight Ridder/Tribune Laurie Goering Chicago Tribune
  6. USDAはスクレーピー対策に追われる。
  7.   口蹄疫にも、アラート態勢でアルゼンチン・ビーフを禁輸したが、GM同様食品事故も政治的駆け引きに使われる。穀物飼料を使わず牧草で肥育するアルゼンチン・ビーフは、脂肪分が少なく米国では好評だったらしい。輸入増加を快く思っていなかった米国が遺恨を晴らす?

アルゼンチン GM栽培大国の現状が数字的に明らかに。 

EU: 豚コレラ発生のため英国産ポークを域内禁輸。

オーストラリア:、ヨーロッパ向けにNon−GMの分別輸送方法を、大学が研究ー高くつくだろうな。そのコスト誰がはらう?

 

8月15日(8月 15 14 11 10    6 5    日)

米国からEUへのダイズの輸出はGM問題にも関わらず記録的な伸びを示している。 3400万ブッシュルの増加になる見込みである。 さらに、アルゼンチンでは80%がGMダイズであると見積もられている上、ブラジルでは政府の禁止政策にもかかわらずGM作付けがおこなわれるなどの事態も生じている。 EUへのこれらGMダイズをもちいたダイズミールの輸出も着実に増加しているとのことである。 4:43 PM - Aug 11, 2000 EDT From ProFarmer/Agweb Web site

農水省農業総合研究所「農総研季報」No.46(2000.6)収載の立川雅司・井上荘太朗両氏執筆の「Non−GMO農産物への需要シフトとフードシステムの進化」は、なかなか力作です。「ジェトロセンサー」9月号(1,020円)の特集1「遺伝子組み換え食品〜最新各国事情(米国、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、EU、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、中国、インド及びタイ)」中の、「米国産大豆の分別流通の現況」とは、ちょうど相互に補完関係にあるような論文です。

 

カナダ:GMなたねは、やはり交雑の可能性があり、農家は悩む。

EU。

  1. GM認可のモラトリアムを継続ーEUは禁止でもつ
  2. 英国豚コレラ発生は域内全体の問題となるー養豚は禁止か?ーEUからの畜産品の輸入を早く全面禁止にしないと。
  3.  ナタネのGM狭雑でおとなしく弁済に応じたアドバンタだが、政府の方にも落ち度ありとー環境にも健康にも害がないうえ、途中からの不合理な規則の制定に不満。
  4. ヒトの臓器移植に豚を使うのは有望だったが、ヴィールスの危険を予知不能としてギブアップか?

ブラジル: GPとスイスの検査会社の協力で、大豆・コーン製品を分析した消費者団体が、GM入り製品(10%で分析)を多数発見。販売店の中には、怖れて撤去するところもーナチスなみにいつも騒いで何かを血祭りにあげないと反GMOは支持されない? え? 規則だから? でもそれ、科学的根拠も何もない感覚的数字を圧力と扇動で決めさせておいて騒いでいるんだからマッチポンプとどこが違う?

オーストラリア: 試験圃場でアベンティスが違反(待避ゾーンの取り方)をしたの、しないのというごたごたーまたか、いつも意味もない数字や形式ばかり振り回してる。

日本: 読売新聞の8月12日付ポールこれは意外でした。 GMOを気にしないが35%も。 絶対だめは過半数割れ。  GMOの評判は今の内閣支持並に回復? ついでに水道水をのめるかに対して55%がノー。39%が水道水をそのまま飲んでる。 なんと、水道水はGMなみの安全性?

 

8月14日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

EUの食品安全性はいかにーEUで狂牛病患者が増加(13万6千人に)し豚コレラも発生、口蹄疫も(ギリシャ、アルゼンチン)ーホルモンや化学物質とGMO論争で明け暮れた果てに?ー化学物質なしで安全が保てるか

米国

  1. グリックマンはGMは安全と力説。政府機関によって信頼性をアップしろと義務表示にあくまで強硬反対姿勢貫く。
  2. USDAも大豆、コーンの豊作レコードを予想。

カナダ: ミツバチに壊滅的被害をもたらす害虫に抵抗性のあるフランス蜂を交配しようという研究ーこれ、ミツバチの生態系に影響? フランス蜂系統が世界を制覇?でこれはGMOとどちらが”環境”をまもるのか。 

南米

  1. アルゼンチン: 口蹄疫騒動は結構大事になっているらしい。
  2. ブラジル:  零細な小作農はGMに反対。
  3. ラテンアメリカ: GMの現況に関する論文が出版される。国別作物別試験圃場の規模など珍しいデータがある。

英国。

  1. GPはGM試験圃場は法律違反と政府を告発。政府は地方議会が決めることと逃げ腰。
  2. ヨーロッパにおける今日の混乱はモンサントのPA失敗が招いたこととの責任転嫁の論評ーGMのプラス効果には相変わらずほとんど触れず、内容に新味はないが、そろそろやりすぎとの反省?ただし、自分で騒いでおいて人のせいにするのはヨーロッパの得意技? だから我々が調べてあげる? 2年したらもう一度自分たちの立場を見直すそうだ。
  3. ウェールズではGM反対者がデモ。
  4. ワクチン入りトマトで医者いらず、とタイムズ。
  5. 泣きっ面に蜂の豚コレラ発生。

その他EU

  1. スペイン: 豚コレラ発生の英国からポークを禁輸。
  2. フランス: こちらは様子見。

 

8月11日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

米国

  1. 口蹄疫でUSDAも、アルゼンチン・ビーフ輸入を禁止-GMよりはるかに大きい従来リスク。
  2. ゴア大統領候補がフレンズ・オブ・ジ・アースのGM関連質問に答える。義務表示を迫るFOEに、任意表示ガイドラインで良いと回答。安全性では全米科学アカデミー(レポート)を支持すると無難に逃げる。
  3. ABCが有機農産物を支持する番組で、残留農薬を実際には検査せずに検出されなかった、と放映したというヤラセ疑惑騒動。
  4. 米国のコーン、大豆の生産量はレコードになるかもとの民間予測。価格低迷の泥沼は、世紀をまたいで続くのか?
  5. GM(義務)表示は混乱とコスト増をもたらしちゃうわよ、というワシントン大学女性教授の警告。米国では、今頃になってこの程度のこと言ってるんなら、当HP関係者は皆ワシントン大学で教鞭が取れる?かも。 

デンマーク:  環境大臣がGM食品を禁止ー環境大臣はどこでも宇宙のはてから地球を見てるようなのが多いねー植物や食糧生産や農業のことにうといね。もっと勉強してもらわないと、GMばっかいってるとみんな危険な食品と生産減で病死、飢え死にしてしまうよ。 

アルゼンチン: 口蹄疫が依然問題にーGMなんてリスクにもならない代表例。 金と暇を使うんならこっちのほうに。 はやく日本も米国、ブラジルのように動かないと。 それこそ”予防原則”だよ、厚生省さん、農水さん、消費者のかたがた。

オーストラリア: GM義務表示化議論が続く。

 

8月10日  (8月 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. イリノイで有機をやる農家が増加中というが、全国で有機農民1万人? というのは、農業人口460万人200万戸からすれば微々たるものだろう。しかも、手間暇に見合う換金性の高いベリー類を選択しているようだから、ブームだからといって、有機コモディティ作物の輸入が爆発的に増えるとは思えない。ーこれで有機が”地球を救う”か?
  2. ナショナル・コーン・グロワーズ・アソシエーション幹部が、GM反対派の跋扈と消費者離れを嘆く。

アルゼンチン: 口蹄疫が発生。

ブラジル。

  1. ブラジルは、家畜輸入に関し、アルゼンチンとパラグアイの国境を閉鎖
  2. ブラジリア地裁がRRSの栽培を禁止ーブラジルは政府より裁判所が政策決定をする? 州によってばらばらの上、裁判だと一度決まると事態が急変して政策が変わっても変えられないという矛盾がーGMに関してはこんな硬直的対応をしないほうが得策。 それとも、ブラジルの裁判はすぐひっくり返るから心配しないって?

EU

  1. 英国: このところ話題の潜在的な狂牛病の犠牲者予測が発行されるー全面禁止すべきはEUの食品輸入か。
  2. ベルギー:米国の狂牛病疑惑の羊の輸出先であるベルギーが、送り返して検査を行うと表明ー信用を失うまいと必死の対応
  3. オーストラリア:BIO副会長が、米国農家はGMに尻込みしてないぞ、進め、進めとキャンベラで講演(もちろん実際には、もっと高尚なことを言っております)。

8月9日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

米国。

  1. ノヴァルティスの決定に、米国の生産者が裏切られたと感じて怒るのは分かる。コメントしている大豆生産者のマイク・ヨーストさんは、ASA(アメリカ大豆協会)幹部。
  2. 原油価格高騰で、石油添加用途エタノール生産は好調。

EU。

  1. フランス: プレジデンシーは、播種用種子にもGM混入上限値を決めようと検討中、0.5%案浮上。
  2. スペイン:羊の狂牛病(というには変か、スクレイピーのこと)が見つかる。
  3. ルーマニア:人畜に炭疸病被害。これ怖い。ーついにでた!  

ニュージーランド: 国が将来どうかかわっていくのかに関し、広く遺伝子工学を検討する委員会が活動開始。

中国: 病害虫に有効なGMウィルスを開発。ーバイテク大国として着実に成果をあげている。ー途上国の熱意を皆さんどうみる?ー環境破壊をほかでいっぱいやっときながら環境問題に関する先進国のリーダーシップとは?

 

8月8日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

英国。

  1. 狂牛病死者が増加傾向ーおーこわ
  2. GM食品に対するかなりバランスの取れた論評が現れる。
  3. GMコメのモンサント特許公開に対するBBC報道。敵対するフレンド・オブ・ジ・アースに「GM作物受け入れを狙う広報活動の一環かもしれないが、歓迎すべき進展」と言わせたのは大きい?−あなたたちだって支持をあつめる宣伝してるじゃん、であたりまえでしょ。

ギリシャ。

4本目、GMコットンの圃場破壊を決定ーいったい何におびえているのだろうね。 科学を放棄すれば魔女狩りあるのみ。  それより、狂牛病と口蹄疫をなんとかしてぇー!

スイス。

  1. 「あ、ノヴァルティスがキリンに!」事件の別報道(バイオ開発をやりながらGM食品から逃亡)、
  2. 英国のデーリー・メールは、タイトルがやけに毒々しいだけで、内容はロイターと殆ど同じ。読む価値なし。
  3. 米国の日経新聞たるウォールストリートジャーナルも、たいして新味なし。しかし、これらに比べるとNYタイムズはすごく頑張っている。食品業界にキリン・ショック的影響を及ぼす可能性が懸念される中で、米国食物製造業協会の「GPは過大に騒いでいる。食物全体としては小さい話」という冷静なコメントを持ってきたのはえらいし、頷けるものがある。確かにノヴァは、GMジャイアントではあるが、決してフーズジャイアントではない(タイガースくらいか?)。傘下食品企業のガーバーはベビーフード(しかも以前にNon−GMに切り換え済み)、オバルチンは健康飲料・医療食メーカーに過ぎない。この記者のセンスは光る。

米国: 米国内の食中毒の原因として、シーフードが第1位、卵が2位ーGMなどリスクなきに等しい誤差の範囲

シンガポール:4倍速で成長するGM鮭が、来年にも食卓にあがるだろうと科学者

 

8月7日  (8月 15 14 11 10    6 5    日)

  1. 英国: ダイアナのスポンサーで知られたアル・ファイドのGMコンタミに関する政府訴訟。多分、彼のことはエスタブリッシュドも大衆も嫌いだろうから、英国のGM騒ぎの中で、どう影響するか不明のワイルド・カード。
  2. 新たな25試験圃場設置に対して、やはりリアクションが。二つの異なるメディアが珍しく殆ど同じことを書いている。
  3. 英国内では狂牛病による死者が増加傾向と、フランスのメディアに書かれる。ーGMを輸入禁止にするよりこちらのEU産畜産品、飼料を即刻輸入禁止にすべし。

フランス。

  1. 政府は、GM大豆コンタミ圃場破壊を決定。これRRSじゃないの?コーンの方は承認されてるのを含むからとかやらない。それに広いから?予防原則乱用の、あまりに場当たり的対応のフィルム・ノワール?ー予防原則はさじ加減の典型。

イタリア: GMコーン4種類の商業化を凍結。こちらもコミッションの決定など無きに等しい無法のマカロニ・ウェスタン?ーこれも予防原則は基準のないばらばら行政の代表。 やはりさじ加減

ドイツ:  あれ まだ予防原則適用してなかったの? ドイツの2州が英国産牛肉の輸入禁止を要求。根深い狂牛病恐怖ーGMより怖い-そのうちフランスやベルギー産のも? EU内予防原則をめぐる内ゲバに発展か。  日本もEUからの畜産品、飼料の輸入を禁止したほうがいいと思うよ。

アルゼンチン。南米GM大豆生産大国で、GPがGMは危険の布教に乗り出す-いまに神の怒りに触れるんじゃない?。

米国。 

  1. ゴールデンライス(ビタミンA強化)にはロイヤリティ取らないとモンサントー>8月4日
  2. 幼児の呼吸器系障害を引き起こすヴィルスに有効なワクチンを含むトマト。
  3. ヨーロッパから侵入した狂牛病続報ーそろそろ、アメリカもEUからの家畜、肉類、その他畜産品と家畜飼料の輸入に予防原則を適用したほうがいいのでは。 

8月4日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

ビタミンAを多く含んだ「ゴールデンライス」の研究が現在行われておりますが、モンサント社はこのゴールデンライスの開発のための技術を無償提供することを日本時間の本日13時に発表。-->english/mon2k0804.htm

8月3日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

中国
着々バイオ大国への道を歩む中国では、B型肝炎に有効なGMポテトを開発。

米国。
EU(ベルギー)からの羊に狂牛病が発覚でこれらを廃棄

一部下院議員がバイオ委員会を立ち上げ。業界は拍手喝采!

フランス。
アマゾンの森林伐採に抗議行動していたGP6名がコマンドに逮捕される。

トルコ。
政府は輸入時にノンGM証明を要求。 そのうち、めんどうなトルコに食糧売らない国もでる?


以下、趣向を変えての動物シリーズ。

蚊をGMしてマラリアを媒介させない実験(既報)。

グラマーな?(胸肉が多い!)GMスーパーチキン。

意志薄弱なダイエッターに朗報?いくら食べても太らないスマートネ
ズミ。

ヒトの幼児の代謝系の病気に有効なミルクを作るGM乳母ウサ
ギ?


8月2日 (8月 15 14 11 10    6 5    日)

遺伝子組換え生物の環境へのインパクト(鹿児島県バイオ研修会)

GPメンバーはどんどん減少。あっちこっちで、あんなに過激にやって
いたら大衆はついていけずに離れるに決まっている。

米国: USDAのターミネーター・テクご執心に、当然おかんむりのGP。

USDAはバイテク作物のマーケッテングを模索、


EUと英国:ヨーロッパの狂牛病は抜本的解決には至らず、依然として不安が燻
り続ける・・・

オーストラリア: GMなたね栽培の元気がいい見通し10月4日  

 

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