遺伝子組換え食品は従来品にない安全性をもつーーFile no 1(トウモロコシの巻)  file no 3 (ナタネの巻) file no 2 (ダイズ)

最新の情報  アフラトキシン汚染の現状

通常トウモロコシは虫害をうけるとフザリウムやアスペルジウスなどのカビの感染を受けます。 この虫害は農薬散布を行ってもかなりの程度受けます。 無農薬ではほとんどのトウモロコシが虫害を激しく受けます。

  この感染によりカビの生産する毒素が製品に混じることになります。 この毒素とはマイコトキシン(カビ毒)とよばれアフラトキシンがその代表格です。この毒性は20ppbという濃度でも発生しPCBやダイオキシンと並ぶ猛毒でありまた長期摂取によりガンを誘導することが知られています。 しかも研究が進むにつれさらに新しいカビ毒が見つかってきており、これらのヒトへの影響がいまだ未評価で危険きわまりないものがたくさんあります。 アフラトキシンの胎児への影響と小児ガンのリスク  

 しかも、このアフラトキシンなどのカビ毒は動物が餌として摂取したために、ダイオキシンやPCBなどと同様にミルクなどの乳製品に移行します。現実に餌のトウモロコシにこの危険レベルを超えるアフラトキシンがしばしば含まれているわけです。 しかも、病害虫の多い熱帯や亜熱帯地域では深刻な問題です。ー>発展途上国の現状 (日本語

 ところが、遺伝子操作により作出されたBT−トウモロコシはこのようなカビの感染を起こす虫害を受けにくいためこれらの毒素レベルが極めて低い特徴があり(普通品とくらべて1/20-1/40以下(最新の情報)、一方で遺伝子組換えによる導入遺伝子の危険性は極めて低く(高濃度においても毒性はいまだ検出できていない)、結果的に従来品より健康によいものであるという結論になります。

以下のデーターが示すとおり、安全限界をこえるアフラトキシン等が非組換えのトウモロコシにはしばしば検出されており、遺伝子組換え品よりも普通のトウモロコシのほうが健康に害があると考えることができます。  関連情報ー>オオカミ男とライ麦 BT組換え作物を利用することの食品や環境への安全性のメリット

European corn borers, Fusarium ear rot severity and fumonisin concentrations became elevated, often to levels considered unsafe for swine and horses. Levels considered safe for horses and swine are <5 ppm and <10 ppm, respectively. Safe fumonisin levels for humans are unknown (Munkvold and Desjardins

この論文は以下のアドレスで閲覧することができます。 最新の情報英文 日本語

http://www.scisoc.org/feature/BtCorn/Top.html 

http://www.scisoc.org/feature/BtCorn/0902abst.htm

”BTはやっぱり有害”とするアイオア大学の研究結果は真空議論

遺伝子組換え食品の毒性が依然として検出できない一方でこのような従来品のもつ毒性が明らかにされていることは報道されているのでしょうか。  なお、この論文はオリジナルを引いており単なるWEBHOMEページではありません。 また、この現象は農学者の間で広く知られていることであり、一度, 通常のトウモロコシを栽培してみれば虫食いあとがフザリウムや黒かびで感染し、穂の他の部分にそれがひろがって変色しているのを容易に見ることができます。このかびが猛毒を生産しているのですから恐ろしいことです。 このアフラトキシンの害は過去に大きな社会問題となりマスコミも大々的に規制キャンペーンをやった経緯がありますが、マスコミの皆さんはもうお忘れになったのでしょうか。

  減農薬や無農薬あるいは有機農法において特に見られる病虫害によるカビの感染は、病虫害抵抗のための植物毒素生産とともに健康上大変問題の多いことなのです。 このようなことはキャベツ類やセロリ、イモ類はじめ多くの作物で報告されています。

普通の生物がもつ毒素については次を参照してくださいー>毒性ファイル 食品安全性ファイル  

Fille no 3 (ナタネの巻)

2000−114 English version

遺伝子組換え生物、遺伝子組換え食品、そして生態系に関する基本的考え方の目次

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