耐虫害性遺伝子組換えトウモロコシと従来育種(伝統的育種)の奇妙なすりかえーついに消費者は農薬大量散布と残留およびカビ毒による発ガンの危険性を容認!ー遺伝子組換えトウモロコシは環境にやさしい健康食品である

  当研究室では実験材料として数種のトウモロコシを栽培していますが、実験に用いた残りの立派なトウモロコシの実を学生たちは食べたがりません。また、販売されているトウモロコシを食べるのをためらうようになります。その理由は立派に育て収穫するためにいかに人間が中毒するような農薬を丹念にかけなければならないかを知ったからです。 さもなければ、実に虫が入り腐ったようになったり、開花結実まで行かなかったりします。 なぜ、あのようなエクセントリックともおもえるBT−トキシンの遺伝子を組み込んだトウモロコシが開発されたのかという理由がはっきりわかります。 とにかくこのすさまじい農薬の使用が激減するのです。 当研究室でもほしいぐらいです。

 さらに、それだけ農薬を散布してもずい虫は十分に駆除できずそのくいあとに感染したかびによって恐ろしい発ガン性猛毒のアフラトキシンが蓄積しヒトや動物の健康を蝕むのです。 さらにこのアフラトキシンはそれを含むトウモロコシを食べた動物を通してミルクなどに移行することが知られており、これによる乳幼児はじめヒトの健康を害する可能性のあることがわかっていますーBTトキシンは特定の昆虫に対する毒で50年の長きにわたって生物農薬としてキャベツや白菜などに使われているものですが、アフラトキシンはヒトはじめ哺乳類に対すしては摂取してはならない猛毒であることをお忘れなく。ーー>遺伝子組換え食品は健康食品

  さらに、この農薬散布は容赦ありません。 どんな希少な蝶が舞おうとなにがいようと散布がはじまれば、それらの虫たちが苦しみもだえ墜落していくのです。散布が終わると、息絶え絶えになって横たわっている虫の横でカエルがうらめしそうに顔をのぞかせます。 このような有害でおぞましい光景と環境破壊を防ぎ、これらの虫や動物たちと共生するひとつの有効な手段が遺伝子組換えによる強い耐虫害性の導入なのです。 

  BTトキシン組み込みトウモロコシを栽培すると生態系を破壊すると言う議論は従って、事実関係のすり替えの議論です。すなわち、トウモロコシを栽培すること自体がすでに著しい生態系破壊なのです。散布型の農薬は植物の外部の方が効果が大きいけれども、BT−トウモロコシは殺虫効果が植物体の中に限られているという大きな違いがあり本当にその植物を激しくかつ継続的に食害しない限り影響は出ません。  食物連鎖や生態系の知識があれば 蛍やカゲロウやテントウやミツバチに影響があるという議論はまったく的外れであることは小学生でも理解できますー>昆虫の生態に関する資料。 一般に流布していることとはうらはらに、遺伝子組換えトウモロコシは実は生態系を守る救世主なのです。 

  そういうと皆さんは農薬を散布しなければいいといいますが、やってみてください。 農薬が実験結果に影響を与えるのではないかと心配して本研究室の学生が手で虫をほじっくたりして無農薬でやろうとしましたが1本もまともなトウモロコシの実は収穫できませんでした。 私は受粉結実まえに農薬散布をやめてみましたが、10本のうち7本に虫がはいりました。そして、このとうもろこしの虫の食っていない部分は正常なのですが、私を除いてすべての人はその虫食い部分の気味悪さをみて食べようとはしませんでした。さらにこの虫食いあとから感染したカビのせいで発ガン性猛毒のアフラトキシン類が蓄積していることをおもうと普通のトウモロコシは食べる気がしません。 皆さんもそうじゃないですか。

  野生化したらとかもし他の植物に遺伝子が移ったらとかいう危惧もありますが、そのために野生化しないとか交配可能性のチェックを常に行い厳重な遺伝的管理を行うわけで、栽培種のトウモロコシは人手がかからないと繁殖していくことは難しく、また、ほかの植物では主要な害虫はなにも麟翔目だけでもないので、大量の農薬散布を広範にわったて行うことによる無差別破壊にくらべるとはるかに限定的であると考えられます。

  もし、本当にまじめに組換えトウモロコシ論議をしたら、その論理的帰結としてトウモロコシの栽培や食物としての摂取自体をやめる必要があるのではないですか。

 

恐るべき農薬使用の実態と地球規模の環境汚染

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