F-actin、マイクロフィラメントとも呼ばれる。Microfilament, MF

 

アクチン(actin)という分子量42000、総アミノ酸数374程度のタンパク質が、1分子あたり1分子のATPと1個のカルシウムイオンかマグネシウムイオンと結合して球状タンパク質であるG−actin (Globular‐actin)となり、これがじゅず状に重合して繊維状のタンパク質、F−actinをつくる。 直径は6−8nmである。ATPをもつアクチンのほうが重合速度は速いが、重合時においてはATPの加水分解は伴わない。ミオシンと結合する性質があり、特に、ミオシン分子の重鎖と呼ばれる部分と結合し、ミオシンのATPase活性を賦活する。

  マイクロフィラメントの阻害剤

1 Cytochalasin

CyttochalasinはA、B、C, D, E, などがあるG-アクチンやF-アクチンに作用し重合や相互作用を阻害しF-アクチンの脱重合やF-アクチンネットワークを破壊する。

 

2  Phalloidin

F-アクチンにのみ結合し脱重合を阻害する。

 

 


*アクチン結合タンパク質とMFAPS

 F-アクチンの単量体であるG-アクチンに結合するものとF-アクチンに結合するものがある。後者はMicrofilament Associated Proteins、MFAPSとよばれる。

1  G-アクチンに結合

プロフィリン

 

2  MFAPS

 


分子細胞生物学